出版社内容情報
得体の知れない不安の塊を抱えた私。お気に入りの果物屋に行くと、レモンが目に留まり、一つだけレモンを購入した。そして私が好きな場所だった丸善に行ってみた。そこでは気を紛らわせたが不安はまた押し寄せきた。最後にはレモンを爆弾に見立てることで不安を消し飛ばした。
内容説明
得体の知れない不吉な塊が私の心を始終圧えつけていた。果物屋に行くとレモンが…。文豪×絵師=エモい絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えつ
7
檸檬、もう何年もずーっと積んでいて、読まなくちゃ!と思っていたのだけど、図書館でこちらを見つけて手に取って読んでみました!てことで、はじめましての檸檬。梶井基次郎さん。キレイなイラスト。でも、ここまでイラストいらなかったかも。あまり頭に入ってこなかったから、近いうちに手持ちの文庫読もうと思う。2024/10/13
のんたろう
3
「文豪×絵師、エモい絵本」なるほどそれもアリなのだと思えた。得体の知れない不安を抱えるのは、大正の若者も令和の若者も同じ、こうして様々な形で本が読み継がれるのはすてきなことかも。イラストの舞台を現代に置き換えたことで、若い人にはより身近に感じられそう。心象を映したような色彩が美しい。巻末には丁寧な語句解説つき。2025/02/07
yurari
3
素敵な絵なんだが、絵の主張が強くて文字が頭に入ってこない…2024/08/28
キンケード&グリーンウェル
2
小説の内容はあまり頭に入らなかったので、別の機会に読んでみたい。学生の頃に住んだ京都の街並みが地名とともに頭に浮かぶ。小説みたいな事を考えたことはないので不思議な感覚。 絵の方は京都の街並みとは違う感じではあるけど、小説とはマッチしていると思う。これも不思議な感じ。2025/01/24
akipon
1
絵が素敵だ。2024/10/13
-
- 和書
- サメ - 海の王者たち
-
- 和書
- 悪魔とプリン嬢 角川文庫