出版社内容情報
両側をなだらかな山々と棚田に囲まれた沢野辺地区で、農家を営む家族と暮らす龍平。春には山野草の芽吹きをみつけ、夏は都会から来た従妹のさよ子との甘酸っぱい思い出。5年生になった龍平は、初めて自分の棚田をもらい、田植えを始めた。龍平の米作りは無事収穫ができるのだろうか?四季とともに成長していく龍平とその家族を描いた物語。
内容説明
両側を、なだらかな山々と、棚田に囲まれた沢野辺地区。そこで、農家を営む家族とくらす龍平。5年生になった龍平は、初めて自分の棚田をもらい、田植えを始めた。龍平の棚田は、稲が実り、無事に米を収穫することができるのだろうか?沢野辺の豊かな自然の中で、龍平たちはいろんな経験をしていく。
著者等紹介
依田秀人[ヨダヒデト]
1960年長野県佐久市生まれ。信州大学理学部数学科卒業。日本児童文学者協会会員。信州児童文学会会員(会誌「とうげの旗」編集長)。2009年、「ドアを開けたら」で第18回とうげの旗作品賞受賞。2019年、本作品の元になった「巡る春」で第8回とうげの旗児童文学賞を受賞。本書が初の単行本となる
木村修[キムラオサム]
野生生物画家。1953年生まれ。広告プロダクションのデザイナー、イラストレーターを経て、1984年から自然をテーマにあらゆる動植物を描き始める。科学絵本・図鑑などを幅広く制作。国際公募展「バーズインアート」入選(米国美術館)。現在日本の自然、環境風景、動植物などあらゆる生き物をテーマに創作活動に励んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。