出版社内容情報
ぼくとコウくん、チコちゃんは、1年生の仲良し3人組。コウくんが、サツマイモ畑でやきいもをするので、いっしょに行かないかと誘ってきた。
3人は公園に集まったが、もうサツマイモ畑はなくなったらしい。コウくんのはやとちりだった。
公園の花壇で作業をしていたおじいさんが尻もちをついたので助けると、前に畑でサツマイモをつくっていて、いもほりややきいもをしたことがあり、今は花を育てていると言う。おじいさんは、公園のかれたコスモスを片付けて、パンジーの苗を植えるので、3人は手伝うことになる。
パンジーは3つの輪のように植えられ、まるでダンスをしているように見える。3人は、「チェッチェッコリ…」と歌いながら踊りだす。おじいさんも知っている歌だった。
翌日、学校へ行くと、おじいさんは担任の先生の知り合いだったことがわかり、3人はびっくりする。
内容説明
「はたけでやきいもをするらしいよ。」じめんにちずをかいて、さそわれた。「えー、そんなとおく?やめようよ。」「森のそばのはたけはきけんよ。子どもだけで行っちゃだめだって。」いつももめるぼくたち三人だけど…。小学1年生から。
著者等紹介
藤田千津[フジタチズ]
1944年、東京都生まれ。日本児童文学者協会会員。作品多数
夏目尚吾[ナツメショウゴ]
1949年、愛知県生まれ。日本児童出版美術家連盟会員。絵本の作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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