内容説明
つらいは、たのしい。にげたいは、ここにいたい。すべての意味を反対にするネオ・スパコンがあるM町。とらわれた人々はわらいながら、まやくをこしらえていた。ジャム・パンとたすけに行ったマリリンも、悪人の手に。ギンジロウは、恋するマリリンをたすけ出せるか。たすける方法はただひとつ。ジャム・パンの頭がひらめく。行くぜ、ギンジロウ!小学1年生以上。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
1941年福岡県大牟田市に生まれる。詩人、絵詞(えことば)作家。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごとがたごと』(童心社)、『すやすやタヌキがねていたら』『ともだちできたよ』(ともに文研出版)で日本絵本賞、『ぼくたちはなく』(PHP研究所)で三越左千夫少年詩賞を受賞
藤本ともひこ[フジモトトモヒコ]
1961年東京に生まれる。絵本作家。作詞家。1991年講談社絵本新人賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
4
「大どろぼうジャム・パン」シリーズ。探偵にして、唯一警視総監から泥棒を許されているジャム・パン。今回「おじいさん」が持ち込んだ依頼は、ちと難しい。何者かに支配されてしまったM町の住人たちを救い出すというもの。奇妙な仕掛けを見破るジャム・パン。加えて、拐われたマリリンを救うために野良猫・ギンジロウも参戦。いつもはコミカルなイラストの印象の藤本ともひこさんの挿絵がまたかっこいい。ジャム・パン、ダンディだわ、やっぱり。2021/11/23
ひなた
0
ジャムパンというたんていがさらわれたマリリンを助けるお話。おもしろいところはジャムパンがまじょの家に入って女の人のようにまつ毛が生えてきて女の人のように話すところがおもしろいです😊!2025/09/20




