内容説明
ともだちにあえたひは、かぜもうたいます。ちいさなアマガエルとおおきなウシガエル。なかなかともだちになれなかったふたりですが…。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
作家。1941年、福岡県大牟田市生まれ。詩人、絵詞(えことば)作家。個性的な文体で独自の世界を展開。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん大賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『がたごと がたごと』(童心社)、『すやすやタヌキがねていたら』『ともだちできたよ』(ともに文研出版)で日本絵本賞、『ぼくたちはなく』(PHP研究所)で三越左千夫少年詩賞を受賞。絵本の他にも、読み物、詩集など作品多数。故郷大牟田市に「ともだちや絵本美術館」がある
黒井健[クロイケン]
画家。1947年、新潟県新潟市生まれ。新潟大学教育学部美術家卒業。日本児童出版美術家連盟会員。出版社の絵本編集部を経て、フリーのイラストレーターとして独立。絵本・童話のイラストの仕事を中心に活躍する。1976年に初めての絵本『あめってあめ』(矢崎節夫/作)を出版。300冊以上の児童文学や絵本の挿絵を手掛ける。1983年サンリオ美術賞受賞。2023年日本児童文芸家協会児童文化功労賞受賞。2003年、山梨県の清里に「黒井健絵本ハウス」を設立。2010年より、新潟市立中央図書館こどもとしょかん名誉会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イカまりこ
7
タイトルがひらがななので、どんな意味なんだろうってちょっと考えた。ともるは灯るかな?カエルだけど種類が違って体の大きさが全然違うふたり。友達が欲しくて寂しかったところ、お互い寄り添って話してみて…心にポッと優しい明かりが灯るような物語だった。特に冒頭の書き出しがドラマチック。ページを飛ばしてしまったのかな?って焦った。それくらい突然始まるの。心にためてたものが爆発するような始まりに心掴まれた。2024/04/18
灰音
7
可愛かった 大きいカエルと小さいカエルの友情が芽生えるまでのいじらしいおはなし2024/04/03