内容説明
えきまえひろばのけやきの木にある、カラスだんなのはりがねごてんは、とてもりっぱで、きれい。ほかのカラスたちからもひょうばんでした。カンタたち、わかいカラスはきょうみしんしん。ある日、中を見せてもらえることになって…。小学1年生以上。
著者等紹介
井上よう子[イノウエヨウコ]
神奈川県生まれ。静岡大学卒業後、童話創作をはじめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chatnoir
8
宝物は人それぞれ。ただのガラス玉だって、見る人が見たら、小宇宙。金銭的な価値よりも自分だけのお宝に囲まれて暮らすって素敵だなぁ。人の宝物を認めるカンタも、めげないカラスだんなも素敵だった。2017/09/16
timeturner
2
ちょっと教訓くさいけどカラスの習性をうまく使ってて楽しめた。もうちょっとカンタにもダンナにも突き抜けた個性がほしかったな。2017/12/02
Tomoko
0
カラスが主人公のお話って珍しいですよね。誰にガラクタって言われたって自分にとって宝物ならそれでいい!ちょっと道徳的な一冊でした。2018/10/03
tamago
0
一年生向き。素直な話2017/11/01
モリ
0
一年ぶりくらいに読んだけど、ちゃんと話も覚えていたので、かなり心に残っていたのだろう。他の誰が否定しようとも、何が大切かは自分が決める。とても感動的な話だ。2024/10/23