内容説明
あいことばは、ふたりだけのひみつのことば。人気急上昇中デュオ、ガーガーズのパネルシアターから生まれた絵本。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
1954年埼玉県大宮市に生まれる。シンガーソング絵本ライター。5年間保父として勤務。1987年、みんなのバンド『トラや帽子店』を結成。リーダーとして活躍。1995年『さつまのおいも』(童心社)で絵本デビュー。『ないた』(金の星社)で日本絵本大賞受賞など多数
佐々木一澄[ササキカズト]
1982年東京都東大和市に生まれる。イラストレーター・絵本作家。多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン学科卒業後、イラストレーターとして、書籍、雑誌、絵本などの仕事を中心に幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポンの社長ケツそっくりおじさん・寺
49
アヒルのガーコちゃんとカバのリチャードくん。どうやらこの二人(二匹)はカップルらしい。リチャードくんが建てた家に遊びに来たガーコちゃん。二人だけの合言葉を提案するリチャードくんに、「やだ、リチャードったら愛の言葉だなんて」と照れるガーコちゃん。こんな感じでボケ倒すガーコちゃんとそれに翻弄されるリチャードくん。漫才形式の絵本である。風貌的にも宮川大助・花子を思わせなくもない。しかしおっとりとした風貌ながら家を建てる働き者のリチャードと小さいながらも元気でオヤツを作ってくれるガーコちゃん、良いカップルだ。2017/09/10
anne@灯れ松明の火
19
ふたりの掛け合い漫才のような絵本で、おはなしライブでどうかなあと思い、借りてみた。だが、読んでみて、合言葉と愛の言葉の勘違い、子どもたちに、ピンと来るのかなあと疑問に思い、スルーを決めた。2019/08/26
遠い日
6
大好きな本です。シリーズにならないかしら?と長らく待っているのですが、その気配はないようですね。ガーコちゃんのボケっぷりがみごとで、いちいち手を焼くリチャードがお気の毒で、そのずれ具合がなんともユーモラス。いいコンビです。2023/10/23
遠い日
6
ガーコちゃんがボケ倒して、「合言葉」になりませんやん。リチャードの心中、お察しします。2017/08/18
読書国の仮住まい
2
トントン、リチャードがお家を作っています。 ガーコと二人だけのもの、だから合言葉を決めましょう。 …いや愛の言葉じゃなくて。 山と川にしよう。 山!マントヒヒ!しりとりではありません。 山!ヤマンバ!連想ゲームでもありません。 今度は交代だ。 山!山登りは忙しい♪ 川!川下りは忙しい♪ あらリチャードがいないわ、どこに行ったのよ? いやドアの前に居ます…。 もう何してるのよ、おやつ作ってきたら食べましょう。 合言葉なんていらなかったね。 もうやだリチャード、愛の言葉だなんて。 いやそれさっき言ったよね…。2023/05/08