内容説明
おかあさんとけんかをしてうちをとびだしたぼくのまえに、「どこか」いきのバスがあらわれた。このバス、なんだかへんだぞ。のりこんで、いきたいばしょを言ってみると、たちまち、バスのかたちがかわって…。小学校1年生以上。
著者等紹介
井上よう子[イノウエヨウコ]
神奈川県生まれ。静岡大学卒業後、童話創作をはじめる
くすはら順子[クスハラジュンコ]
大阪府出身。イラストレーションの事務所を経て独立。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
50
【図書館】チビの学校お勧め図書より。お母さんと喧嘩して家を飛び出したボクの目の前にあらわれたのは…不思議な冒険のお話!?と思ったら、そういうオチかっ! 母親のおこごとに対する反抗心とか、セミの抜け殻や貝殻などのアイテム、そして海や空への大冒険! 大人でも懐かしいキモチになる素敵な一冊でした♪ ママの「いったよね!」へ対するボクの言葉には、ドキッと反省でした。2014/11/02
punyupunyu
38
次男の課題図書でした。読書感想文を読まされたので、元本を読んでみた。夏の日のちいさな冒険です。怒られて不貞腐れて家を飛び出したけど、一人だと寂しい。夕焼け時、おうちが恋しくなる。ママのカレーのにおいが漂ってくると、いつの間にか、怒っていた気持ちもしぼんで仲直り。息子もママのカレーが大好きだそうです。2014/08/13
スノーマン
28
読書感想文用の本を購入。感想文の本て難しいんもんね〜と思いながら読んだけど面白かった(笑)まさに口うるさい母親としては少々居心地悪くなる内容ではありますが、冒険には心踊り、最後にはホッとする内容でした。バスの模様もよく見たら、種明かししてるんやね〜。2014/07/25
anne@灯れ松明の火
24
夏休みの読書コーナーで。前からこの表紙が気になっていた。こんなネタバレの表紙でいいの?と(笑) でも、読んでみたら、バスだけの話じゃなかった! だからなのか~とひとりで納得♪ 「わくわくえどうわ」とある通り、子どもたちはわくわく楽しめると思う。こういう話、好きだなあ♪2014/08/18
退院した雨巫女。
23
《書店》お母さんと喧嘩して、家出した。家出の旅は、楽しく、ぼくの島は、なんでもやり放題です。ますます家には、帰りたくないよね。2014/06/07