内容説明
「もううちの子じゃありません。」かあさんにしかられた。じゃあ、出ていくよ。家出してやる!パジャマとハブラシ、パンツにくつ下…。リュックにつめて家を出たけど、さあ、どこにいこう?
著者等紹介
藤田千津[フジタチズ]
1944年、東京都に生まれる。日本児童文学者協会会員。作家
夏目尚吾[ナツメショウゴ]
1949年、愛知県に生まれる。日本児童出版美術家連盟会員。画家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しろのあ
4
児童書は意外と家出をテーマにしたものが多い。ともだちもまじえて、ちょっとした冒険ですね。おなかが減って、お母さんが恋しくなって家出は終了。頑張ったほうだと思います。小学低学年向き。2017/02/10
しおり
3
等身大で、経験した人も多そうな家出の話し。あっさり迎え入れるお母さんに安堵する。お守りのところもう少し膨らみが欲しかった気がする。2014/06/15
カナヲ
1
こうくんはお母さんに、「1年生なんだから上履きぐらい一人で洗いなさい。」といわれただけで、うわばきをあらうのがめんどうくさくなって洗濯機に放り込んで洗濯物を泥だらけにしたのがいけなかったと思うだから、お母さんに「そんな子はうちの子じゃありません!」と言われて「意地悪ばあさん!」といったのがいけないとおもったので、お母さんも「そんな子はうちの子じゃありません!」ではなくて最初から、「なんでそんなことをしたの!」と怒ったほうがよかったと思う。そうしたら、こうくんは何も言わなかったと思うのにな~~~~~~~~。2021/12/03
しげ
1
きのいっぱいあるところが、すごくきれいでした。
kokotwin
1
おかあさんなんて、と思って、飛び出しちゃったけど。小さな仲間が加わり、やりとりがなんともほほえましい。とはいっても、コウくんは至って真剣。早くお家に帰りなよって思いと、どこまでがんばれるかなぁとちょっと気になる部分と。2013/10/15