内容説明
大好きなひいじいがたおれた!ぼくはもうすぐ東京に引っこすから、はなればなれになっちゃうのに…。だから、ぼくはかんがえたんだ。ひいじいが大切にしていた大クヌギの実が、東京でいっぱい芽を出したら、きっとひいじいはよくなる。ひいじい、ぼくがんばるから、ぜったい死なないで!小学中級から。
著者等紹介
すとうあさえ[ストウアサエ]
東京都に生まれる。幼児教育番組の制作を経て絵本の世界へ。『子どもと楽しむ行事とあそびのえほん』(のら書店)で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞受賞。NPO PLANT A TREE PLANT LOVE理事
福田岩緒[フクダイワオ]
岡山県に生まれる。『がたたんたん』(ひさかたチャイルド)で絵本にっぽん賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみっち
4
平成25年度埼玉・夏休みすいせん図書(中学年むき)。2013/07/06
sappyon
1
いつも読んでいる絵本よりも少し長めですが、読み聞かせなら5歳でも楽しめる内容。田舎のおじいちゃんとのお話から都会に引っ越し、お友達との関係が深まる様子、子供のころを思い出すような親しみ深い内容です。タネが好きだからタネオだ!と言われ、ちょっとドキッ。でも本人はそれが気に入り…(笑)うちの子もタネオのような素直で芯の強い子になってほしいなぁ(笑)2022/06/24
ガンのプラ
1
「小学中級から」とあるけど結構ちぃちゃい子向けやなと思った。けど今よんでも、詩の表現技法をたくさん使っているところが面白いと思う。
レベッカ・D
1
作者のすとうさんが書いていたように、私も「種まくひと」になってみたいと思いました。土さえあれば、種を蒔けますね。お友達や周りの人たちとの出会いもこんなにうまくはいかないかもしれないけれど、こうであってほしいなと思います。タネオの絵手紙がどんどん楽しみなっていく本でした。2014/11/14
まげりん
0
まっすぐで素直な作品。後味も悪くない。でも、表紙にだまされるんだろうなぁ。2013/08/20