内容説明
すがたがかわる伝説のぬけあながあらわれた。穴にはいるとどんな姿ででてくるか。
著者等紹介
高田桂子[タカダケイコ]
1945年、広島県に生まれる。『ざわめきやまない』で路傍の石文学賞受賞、『ふりむいた友だち』(以上、理論社)、『雨のせいかもしれない』(偕成社)で産経出版文化賞推薦
木曽秀夫[キソヒデオ]
1930年、大阪府に生まれる。『ひとくちぱくり』(文渓堂)でけんぶち絵本の里びばからす賞を受賞。第1回日本漫画家協会努力賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Willie the Wildcat
19
言い伝え。歴史でもあり、文化とも言える。様々な”対称”が織り成す掛け合い。特に、大人の”口”と子供2人の”行動力”。真実に向き合う点。絵は、”日本昔話”の王道を彷彿。豊かな表情の中、飄々としたげん太が特に印象的。折り紙の要素も盛り込み、複数の愉しみ方ができる。2013/11/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
『からからからが…』 https://bookmeter.com/books/319845 『あれから それから』 https://bookmeter.com/books/339687 の元になったすがたかえと呼ばれる穴のおはなし。2023/05/07
ヒラP@ehon.gohon
9
入ったときと出てくるときでは、姿が変わってしまう不思議な穴のすがたかえ。 面白いけれど、出てこなかった女の子は、どこに行ってしまったのか、ちょっぴり怖いお話です。 絵があっけらかんとしているので、妙な落差を感じました。 折り紙を色々に切って遊ぶ、そんな遊び心も込められた絵本でした。2016/05/29
HNYYS
5
図書館本。『からからからが』の続々編だったんですね。折り紙で形を変えて楽しんでいました。形の勉強にもなって良かったみたいです。2019/02/02
こどもふみちゃん
4
なんかちょっと分かりにくい絵本だった。読後は、少し心に不思議さが残るような余韻がありあり。5・6・7・8・9歳向け。昔話らしい。2012/04/22