内容説明
日本最大の湖、琵琶湖。この湖は、日本でいちばん古い湖でもある。誕生以来、琵琶湖はさまざまな固有種をはぐくみ、また人間たちに大きな恵みをあたえてきた。その琵琶湖が、人間の活動による環境の変化で、いま調子をくずしつつある。「琵琶湖の医者」として、湖をずっと見守ってきた科学者たちの研究を通して、現在の琵琶湖のすがたに迫る。
目次
第1章 異変(患者が気になる医者のように;目に見えた病気 ほか)
第2章 もちなおすか琵琶湖(快方へ向かうきざし;ある交流会で ほか)
第3章 変調(命のリレーはつながるか;死んだイサザの警告)
第4章 琵琶湖から明日を考える(これからを考えるヒント;ハチドリのひとしずく ほか)
著者等紹介
今関信子[イマゼキノブコ]
1942年、東京生まれ。東京保育女子学院卒。幼稚園教員を経て、児童文学作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。