内容説明
動物大好きなナオヤくんと、ちょっと苦手というまゆちゃん。さて、このふたり、子牛を育てながらどんなことを学んでいくのでしょう。小学中級から。
著者等紹介
木村セツ子[キムラセツコ]
福井県生まれ。日本児童文学者協会会員
相沢るつ子[アイザワルツコ]
東京生まれ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。日本児童出版美術家連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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☆よいこ
77
児童書。動物が大好きなナオトくんが言いだし、クラスで牛を飼うことに決まった3年2組。まゆは動物が苦手で、不安しかなかった。夏休み前から4か月間、子牛の世話をすることになり、当番が回ってくるが、最初まゆは怖がってばかりだった。だけど、同じように怖がりの友達が勇気を出して牛の世話をしているのを見て、自分もやってみようと思う。授業も聞かず我儘だったナオキが牛の世話は真面目にやっているのを見て感心する。「命を育てること」の責任と歓びを教えてくれる一冊。▽今年の干支・丑にちなんで紹介するために読了。2021/01/08
愛犬 小麦の飼い主
9
どうぶつぎらいのmayuが牛をかうことに!...2024/04/18
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
第54回青少年読書感想文コンクール課題図書 中学年 まわりを山に囲まれた町に住む小3のまゆ。学校では生き物を育てることで色々なことを学ぼうという取り組みがあり、今年はどうしようと話し合ってると、ナオヤくんの提案で牛を飼う事に!メスの子ウシを借りて4か月間お世話をすることで命を育てる大切さを学びます。2018/10/01
あお☆
3
図書館で借りた課題図書。小学生の気持ちが良く出てる!6年生との対決がいい!でも、ミキちゃんはよくもまああんなに正直に自分の気持ちを言えたものだ。小学3年生であんな風に自分の気持ちを分析してしかも友だちに伝えて謝罪できるだろうか?そこが「おはなし」といえば「おはなし」ですが。2008/09/05
杏子
3
子牛を学校で飼うことになった3年2組の子どもたち。最初はみんな、大賛成でやる気満々だったのに、実際に子牛のお世話をやってみるとどんなに大変なのかわかってきて… 子牛を通じて、子どもたちの心の成長が、よく描かれています。 この本を読んだ子どもたちには命の大切さを知って欲しい、と思います。 2008/07/10
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