内容説明
四年間のがし続けたブロック大会の優勝を、今年こそはどうしても勝ちとりたい。真紀たち六年生にとっては、最後のチャンスだった。優勝への思いは、これまででいちばん強く、六年生七人の結束力も前にもまして強くなっている。ところが、問題がつぎつぎと起こり…。キックベースボールのチームメートとしてだけではなく、さまざまな場面で心をかよわせあい、友だちとしての信頼を深めていく、「青空」のメンバーたちの熱い夏。小学五年生以上。
著者等紹介
竹内もと代［タケウチモトヨ］
１９４８年石川県に生まれる。近畿大学農学部卒業。『ふしぎの風ふく島』（小峰書店）で第２６回日本児童文芸家協会賞、第４９回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会会員
相沢るつ子［アイザワルツコ］
１９４７年東京に生まれる。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。『とっかえてよ』で神戸新聞出版センター赤とんぼ絵本賞受賞。日本児童出版美術連盟会員
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感想・レビュー
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火星人碧
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小学校２年生～六年生の女子だけのキックベースボールチーム「青空」。姉の冴子の影響でチームに入った真紀もとうとう六年生。いまだにブロック大会での優勝を経験できずにいる。真紀たち七人の六年生にとっては最後のチャンスだ。「青空」は弱いチームではないが、強敵「銀河」には負けてばかりいる。今年は意気込みがちがう。市の大会を勝ち抜いた「青空」はブロック大会の決勝戦で「銀河」と対決する・・・。ひと夏の、少女たちの汗と涙と笑顔がいっぱいに詰まった物語。2020/07/07
