感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
13
なんとなく昔懐かしい土の匂いがする童話集です。 千葉省三さんの名前を初めて目にするようで、今ではそれほど知られていない作家なのかも知れませんが、田舎の風景の中で訥々と語られる物語が、しみじみとした昭和初期以前の農村地域を思い起こさせてくれるようです。 題材のユニークさが魅力です。2025/09/02
らんどるる
2
読メを見て。結構大判の児童書。近代童話だそうだが、昔話のような。すごく短い話からちょっと読みでのある話まで10話。ノスタルジーを感じる。自動車が走りお役御免になった馬車屋のおじさん、切られてしまう赤い実がなる大木、月とはる機関車、桜井先生。どこかもの悲しいが ほっこりもする。1972年。2025/09/29
ゆん
1
処分前再読。童話だけど、大人の今読んでも十分読み応えもあり、じわっとくるお話もありました。おばけばなしは怖いと言うよりほほえましい感じ。「仁兵衛学校」はちょっとホロリと来ました!2017/02/01