文研科学の読み物 ドロバチのアオムシがり

岩田久二雄/岩本唯宏

文研出版（2004/01発売）

• サイズ B5判／ページ数 77p／高さ 23cm
• 商品コード 9784580813724
• NDC分類 K486
• Cコード C8345

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[のん＠絵本童話専門]

予想以上に面白かった！ドロバチなるハチのことすら知らなかったが、その生態はおどろきばかり！竹筒の中に何部屋も、天井からぶらさがる卵を産み、そこにぎゅうぎゅうにアオムシを詰め、ドロで完全に蓋をしてしまう。あとから産んだ方がオスで、最後に産んだほうから先に生まれていく、自然なのにこんなに秩序だっているんだなあ。ハチが人間の暮らしにとても寄与していることも知れた一冊だった！

2024/02/22

[Ｒ１０]

古本屋で見つけた本。ドロバチの生態が詳しく、でも小学生にもわかりやすく書かれている。ドロバチの卵が竹筒の天井から糸で吊り下げられている理由が、『いまでは、ひもにつるすことは、とりたててりえきになるとは考えられていません。』というのは面白い。この本は第1版が1973年なので、現在の科学者の見解を知りたい。

2018/11/14