内容説明
魔女のむすめたちは、自分が魔女になるなんて全然知らずに大きくなる。そしてある朝、とってもきげんの悪い朝に、この子たちは、部屋のむこうまで、かばんを飛ばせたり、花屋さんの店先の花束をしおれさせたりする。魔法の力は、なんだかよくわからないうちに、身につくんだ。この子たち自身も、通りがかりに事件が起こってびっくりする。このときがちょうどぴったりの時期ってわけ。そうなったら、すぐに勉強をはじめなければ。小学五年生以上。
著者等紹介
デプルシャン,マリー[デプルシャン,マリー][Desplechin,Marie]
1959年生まれ。文学・ジャーナリズムを学び、フリーで情報関係・レイアウトなどの仕事をする。90年代から児童文学を書き始め、『ヴェルト』は代表作
末松氷海子[スエマツヒミコ]
1937年兵庫県に生まれる。早稲田大学政経学部新聞学科卒業後、フランスのリール市カトリック大学新聞学部に留学。現在は大学で教えるかたわら、フランスの子どもの本の研究・翻訳をてがける
津尾美智子[ツオミチコ]
1947年広島県に生まれる。テレビや新聞のイラストの仕事を経て、こどもの本のさし絵、絵本をてがける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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喪中の雨巫女。
9
《私-図書館》魔女に、私なら、なりたいなあ。お父さんに逢えたのは、よかったね。2020/08/04
ゆぽんぬ
4
生まれたのが娘でよかったって言ってるのと、ちょっと男を馬鹿にしてる感じと、娘をコントロールすることに喜びを感じてるとしか思えない母の言動と、犬に毒入りスープを飲ませようとしてる……っていう最初の段階でちょっと無理だった。流し読み。2021/07/02
チュンセ
0
魔女の血を受け継ぐ・・・・・自分では選べないのねぇ!!2015/03/30
とろ
0
フランス語の原典で読みました。子ども向けの本なのに、母の視点や祖母の視点が出てくることが面白い。2012/05/10
2020neko
0
☆☆☆☆★4/近図。季節の本(魔女)。高学年向き2008/10/26