内容説明
最初はママがなにをいっているのか、わからなかった。まるで外国語で話されてでもいるような気がした。けれども目をあげて、ママの表情のない顔を見るうち、ようやくその意味がはっきりしてきた。ルーファスは都会では家族といっしょに住めない。ママは、そういっているのだ。とまどいと腹立ちが、洪水になっておしよせた。「どうして先にそういってくれなかったの？」レナーテは、ママに言葉をぶつけた。「だましたんだね。ふたりとも、うそつきだ！」小学４年以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どら母 学校図書館を考える
13
勤務先で。 古さを感じさせない。2020/07/02
霜月什緑
1
課題図書。レナーテのルーファスを想う強い気持ちも素敵ですが､ママの作るケーキも美味しそうで素敵。描写も名前もいい。2013/10/20
蓮籠
1
昔この本で読書感想文書いた。チョコレートケーキに力入れて書いたらダメ出しされたけど、ほんとにほんとに美味しそうだと思った記憶がある。
さゆカピ
0
1999(小5)読了
