内容説明
人は多かれ少なかれ、心の中に恐怖をいだいて生きているものです。この本の主人公の千里も、闇に対するいわれのない恐怖に、日々心を悩ませながら生きていました。と同時に、千里は、手首にある大きなアザにひどいコンプレックスをいだいてもいました。そのため、学校でも孤立し、クラスメートからのいやがらせもあまんじて受け入れていました。その千里が、ある夜、光の国アリアネスへと冒険の旅にでかけることになってしまいます。同じようなアザをもつ、クラスメートの達也といっしょに。それは、明らかにファンタジーの世界でありながら、現実世界の千里自身にも、大きな影響力をおよぼします。アザにコンプレックスをいだき、おくびょうでひっこみじあんだった千里が、ファンタジーの世界での冒険を通じて、大きく成長するのです。明るく元気な女の子へと。小学５年生以上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKI
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小学生の時よく読んだ。 懐かしすぎて再読。 The 児童書って感じ。何回読んでもわくわくする。2016/04/14
