内容説明
広場で出会ったてつぼうのじょうずな女の子。ぼくのほたるをにがしてしまった。あの子、たぶん、サーカスの子と思う。あの子が教えてくれたようにやってみて、あしかけまわりができた夜、よかったねというように、ぼくのまわりをほたるがとんだ―。ほたるとサーカスのテントが、いつも光かがやいていて、美しく、幻想的で、人の心をささいます。5・6・7才むき。
感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
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休みの日にはゴロゴロしてテレビばかり見ているお父さん。それでもお母さんに立ててもらえるお父さん。 そんなお父さんが息子にせがまれて、臨月のお母さんを置いてさんぽにでかけます。 お父さんの好き勝手に恥ずかしい思いをしたりするのですが、物わかりのいいお父さんよりよっぽど人間味を感じる私です。 さて、そんなお父さんがさんぽの途中でけがをしているおじいさんに出会って、大奮闘。 僕はそれを見てお父さんを見直すのですが、この展開もうれしい。 臨月のお母さんを待たせてしまっているお父さんが少々気がかりなのですが…。 2010/06/16
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- 和書
- アイミタガイ 幻冬舎文庫