出版社内容情報
花にまつわる、楽しい詩とイラストの絵本
スウェーデンで100年以上愛されてきたベスコフが、花にまつわる子ども向けの詩に絵をつけたもの。いろいろな花たちが、愉快に、元気に、優しく、語りかけるように歌われています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リリィ
7
レトロで可愛らしい表紙に惹かれて。シャンナ氏の詩にベスコフ詩が透明感溢れる絵を添えた、コラボ植物詩集絵本。豊かだけれど無駄のない洗練された文章で綴られた詩で、擬人化された植物達の息吹がよく伝わりました。全体的にとても爽やかで清々しいですが、さいごのアンズタケの詩の結末には驚愕しました。詩を書いたのはシャンナ氏だけれど、やっぱりベスコフ氏らしいなあ。余談で以前から思っていたのですが、ベスコフ氏の柔らかでどこか懐かしい水彩画、クッキーの缶とかに使用されていそう。あったら欲しいなぁ。2014/05/29
baアタマ
2
1905年スウェーデン。美しく愛らしい植物を擬人化した詩に、美しく愛らしい絵。乙女心(私にもあるんです!!)をくすぐる詩集。後書きに"アリス・テグネールが曲をつけて「アンズダケ」は今もよく歌われます"と訳者の石井登志子さんは書いています。エルサ・ベスコフさんは「みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん」の作者ですが、こちらの絵のほうが素敵でした。 2015/07/19
泣いたのは青おに
1
春の女神の使いの女の子、春がやってくると思ったら冬王がまだまだと王子を送り込んで、、。優しい王子。😊 またきっと次の冬から春へも会えますように。 花が咲いて踊って夏までまっしぐら? うたと絵が可愛くてピッタリで小さな物語の中に飛び込んだ気分に。 道端の花、庭の花、公園の花、身近な花にちょっとした物語を思い浮かべてみたらどんなだろう。2023/03/15
ののの
1
もうすぐ?もう?春なので花の本。絵本というより絵付きの詩。よく花とか野菜に擬態?した妖精で見かける方の絵。最初の「冬のおわりのお話」がロマンチックで好き。2021/03/24
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