出版社内容情報
2時間ごとに時を追って町、村、港に生きる人々の暮らしを描きました。テレビゲームの楽しさ、ジグソーパズルの面白さ、迷路探しが一冊で満喫できます。
内容説明
ファミコンのおもしろさ、ジグソーのたのしさ、わくわくする迷路さがし、全部が1冊につまって、くり返し何回も楽しめる本。いちにちを追え。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぃ
22
時間の流れとともに変わっていく風景を描いた絵本。とにかく描写が細かくて、娘二人と覗き込んで見たけど目が全然足りない!じっくり見て色々みつけて、ページをめくってまたみつけて、気になって前のページに戻って…あっという間に時間が過ぎていきます。楽しい。これは手元に置きたい絵本。(って思うの久しぶりな気がする)2016/08/10
紅花
14
ふつうの町のふつうの一日。朝四時に電気が付いているのは??から始まって2時間おき。細かく描かれた絵を、目を皿のようにしてみながら、「あ!起きた!」「まだ店やってる!」「煙でてる!」など会話が弾む絵本。2015/09/25
lovemys
8
これを子どもの頃に見つけていたら、きっと一日中見ていただろうなぁー。こういう、何気ないけど変化がある絵本大好き! 海と魚市場の変化が細かくて面白い! 駅の人々のドラマが楽しい! ほしたお布団が、取り込むときにはホカホカになってるのがいいな♪ 時間がある時に、ジーッと見たいな。弟くん(小4)と見たら、クイズ形式で、〇〇はどこにあるか! って問題出し合って楽しかった。色々な見方があるから、字のない絵本って面白いよね♪2021/01/20
biba
8
こういう絵本が大好きです。字のない絵本ですが、ストーリーを感じながら読むことができました。個々の家や人の、一日というよりは人生を想像しながら読めるのが楽しかったです。最後に、作者の設定が書かれており、それをもとに読み返すのもまた、とても良かったです。時間を忘れて本の世界に入り込みました。2017/03/17
遠い日
7
どこにでもありそうな“ありそ(有磯)町”の一日。時間が示されるだけで文字のない本。雨の午前二時から始まる一日には、人々の日常が細かに描かれる。海辺の町らしい風情、お店屋ごとに違う生活時間帯、人の行動から会話まで想像できる絵が楽しい。子どもは子どもの、朝の、夜中の、人々の動きが、愛おしくさえある。絵のなかにちゃんとドラマがあり、人の感情がみえる。「あとがきに代えて」のことばが、絵をいっそう引き立てる。ときどき読み返したくなる大好きな本。2013/11/28
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