季節のうた

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  • サイズ A5判/ページ数 253p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784579303915
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C5077

出版社内容情報

四季を紡いだ丁寧で豊かな暮らし方の提案

多くの料理研究家やテーブルコーディネーターたちが“憧れの人”だったという佐藤さんの、四季を紡いだ、丁寧で豊かな暮らし方を今に伝えます。昭和51年11月発行の書を復刻。

一月
 初しごと
 毘沙門天を支える女人像
 折り鶴のたとう
 台所のこと

二月
 お砂糖で作ったあめん棒
 着物のこと
 二月の花スノードロップ
 月末スープ

三月
 雛祭り
 憲法記草のころ
 スープのつなぎ
 山行きのお弁当
 おだましキャナール

四月
 リフォーム
 卵、たまご、玉子
 古い台所の道具たち

五月
 アカシアの花のおもてなし
 お茶の会
 夏みかんのマアマレード
 ただひとつの秘密

六月
 衣がえ
 梅干し
 父の時計
 私の美容体操
 オーデコロン

七月
 トマトのスープ
 お盆に思うこと
 酢とガラス
 サンドウィッチ 1
 サンドウィッチ 2

八月
 桃太郎のもも
 ポンプの井戸
 フライパン
 懐かしい海

九月
 浴衣を洗う
 ぶどうのトルテ
 敬老の日に
 玉砂利と涙
 木しゃもじ

十月
 いんげんのピックルス
 主の祈り
 りんごのトルテ
 屑屋さんの貯蓄箱
 彫金用メニュー

十一月
 わが家のジャム
 ジャムのいただき方
 継ぎのはなし
 栗のお菓子
 約束を守る
 おつけもの

十二月
 クヌーデル
 庭の月桂樹と鶏のくん製
 わが家の年こし
 お正月を待つ鮭の酒づけ

 おもいで

 おわりに





内容説明

家族への愛情を胸に、主婦としての誇りをもって、四季折々、料理に家事に創意工夫をこらし、自らも楽しみながら暮しを丁寧に紡いでいらした、故・佐藤雅子さん。暮しのありようが問われている今、本書に込められたメッセージやヒントがいっそう輝きを増してきます。

目次

初しごと
毘沙門天を支える女人像
折り鶴のたとう
台所のこと
お砂糖で作ったあめん棒
着物のこと
二月の花スノードロップ
月末スープ
雛祭り
憲法起草のころ〔ほか〕

著者等紹介

佐藤雅子[サトウマサコ]
明治42年、東京、小石川に生まれる。府立第二高等女学校卒業。昭和6年結婚。元人事院総裁、故佐藤達夫氏夫人。生来の料理好きに加えて、日本料理の妙手であった母と、とついでからのお姑さんの厳しいしつけのもとで、保存食をはじめとする料理を会得。趣味も広く、彫金、木彫などの作品は、しろうとの域を脱している。著書に『私の保存食ノート』、『私の洋風料理ノート』(いずれも文化出版局刊)がある。昭和52年2月28日死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆき

15
日本の四季を楽しむ古き良き主婦の生活が描かれているエッセイです。筆者は明治42年生まれで、英国駐在の経験からハイカラな海軍軍人の父を持ち、夫は人事院総裁を務め憲法起草に携わった佐藤達夫氏。誇りを持って家事を行い台所を預かり家族の健康を守りつつ、それを楽しみ、自分の趣味も楽しんできた佐藤雅子さん。日々の生活を楽しむヒントをたくさん貰えました。時々出てくるレシピを見ると、和食洋食幅広く本当にレベルが高い!ニセアカシアの花を紅茶に浮かべると良い香りを楽しめるそう。試してみよう。2015/04/18

くさてる

11
明治生まれの著者による一年を通じた暮らしの記録。昔の外国旅行の思い出や幼いころの記憶、戦争の爪痕と共に語られるその生活は、現代とまだ地続きの世界とはいえ、すでに40年近く前の日本の暮らしは、ぴんと背筋が立っているけれど押しつけがましくなく憧れのように美しい。良い本でした。2014/06/30

きりぱい

11
明治生まれの著者が語る暮らしのあれこれ。憲法起草にかかわった元人事院総裁の奥様だそうで(ピンときませんが)、生活環境の違いこそあるけれど、保存食や家事内容を見ていると、本当に昔は何でも自分でしていたのだなあとつくづく思う。時折厳しい姑や、料理にうるさい夫の話が出るのだけど、自分の不徳の致すところと従うところなど、まさに主婦の鑑で頭が下がる。季節感を意識し、丁寧にこまごまと気を配る暮らしぶりは、古いようだけれど、見習う部分はたくさんあり、端正でゆったりとした語り口に安らぐと同時に背筋が伸びる。2012/01/27

とまと

6
『私の保存食ノート』が読みたいけれど市の図書館になくて(県立図書館から取り寄せてもらった)とりあえずこちらを借りた。『私の保存食ノート』を読んだ今、もう一度目を通したいという気持ちになっている。月ごとに分かれた章のはじめにある挿画(著者の夫・佐藤達夫氏によるもの)も素敵。2016/02/08

Ryo

2
憲法草案に関わるようなエリートな旦那さんを持つ上品な昔のご夫人が書いた本、という印象。貧しい時代もあったようだが昔ながら外国にも行ってたり彫金をしたりと生活にゆとりがあり季節を楽しむ余裕があればおもしろく読めたかもしれないが、毎日の生活に追われアクセク働いてる身からすると優雅すぎてなんかパラパラ流し読みしてしまった。繕いの授業があったというのがちょっとハッとさせられたかなあ。確かに今は直すより捨てて新しく買う方が時間的にもコスト的にも賢いがはたしてどちらが豊かなのか、一概には言えない所ですね。2011/05/28

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