シャネル 20世紀のスタイル

シャネル 20世紀のスタイル

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  • サイズ A5判/ページ数 252p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784579303229
  • NDC分類 289
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜシャネル? なぜ現在もシャネルなのだろう? 時代を超えた一人の女の怒りを突き上げ、激しい意識と鋭い視線で照射されるシャネル・スタイルをさぐる。

1 コート・ダジュールの太陽
 マリンルック
2 ドーヴィルの自由
 ジャージー
3 コンピエーニュの森の恋人たち
 マニッシュパンツ
4 “No5” 現代の匂い
 香水
5 復讐のビジュー・ファンテジー
 装身具
6 1925年 パリの黒
 プティットドレス
7 白のワルツの影に
 ローブ・デュ・ソワール
8 沈黙の不死鳥
 カムバック
9 最後の勝利
 シャネル・スーツ1
10 働きつづけるシャネル
 シャネル・スーツ2
11 シャネルの死とあとにつづく人たち
12 20世紀の女

プルコワ・シャネル?
 あとがきにかえて
シャネルをとり巻く人びと
シャネルの歩み
参考文献

内容説明

過去を破壊して、可能性に賭けたシャネル。自由に生きるために、自らの手でつかみとった富、名声、そして男たち。激しい怒りをもって生きた一生は、ひとつの革命であった。それがシャネルの真実であり、その炎が新しい世紀にふさわしい“永遠のシャネル・スタイル”へとかりたてた。

目次

1 コート・ダジュールの太陽―マリンルック
2 ドーヴィルの自由―ジャージー
3 コンピエーニュの森の恋人たち―マニッシュパンツ
4 “No5”現代の匂い―香水
5 復讐のビジュー・ファンテジー―装身具
6 1925年パリの黒―ブティットドレス
7 白のワルツの影に―ローブ・デュ・ソワール
8 沈黙の不死鳥―カムバック
9 最後の勝利―シャネル・スーツ1
10 働きつづけるシャネル―シャネル・スーツ2
11 シャネルの死とあとにつづく人たち
12 20世紀の女

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Rika

1
再読。彼女は真贋を見極められると同時にどんな細部も見逃さない目があった。けれどもクーチュリエひとりだけが見える目を持っていても、これは殆んどむなしい。なかには鋭い素晴らしい目を持ったお客たちもいて、それがかつてのオートクチュールを支えてきた。この人たちは実際に着て試すのだし、金も支払うのだから、所詮厳しくならざるをえない。ジャーナリストは全く別のカテゴリーである。バイヤーの目は更にちがう。彼らは売れ筋かどうかを見る。むしろワンシーズン前の服を欲しがる保守的な目である。付箋150枚。 2014/12/16

ieieo

0
シャネルが作り出したスタイルについて、作り出した背景やその影響について知ることができる。シャネル自身の写真はもちろん、雑誌や映画の写真など、多くのイメージがつまってる。現代でも通用するような当時の彼女のファッションとそのセンスがすごい。カール・ラガーフェルドとシャネルブランドの関係についても、読めてよかった。2013/10/19

0
「シャネルは、なによりもまず実用という要素を服に持ち込んだ人である…1910年代には、すべてが正反対で…多くの無駄な飾りが、女の肉体の自由をうばい、女たちのおかれている社会的立場を如実に象徴していた。」章ごとにシャネルの象徴的なアイテムを取り上げて彼女の人生を描いてゆく、独特なスタイルの伝記。貧しい生い立ちから、「怒り」が彼女のスタイルを定めていったこと、20世紀前半のパリの歴史とも重なって面白く読めた。2020/05/19

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