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内容説明
最愛の夫木村功さんを癌で見送った後、老人ボケの生母を看とり安らかに逝かせるまでの梢さんの壮絶なこの看病記を、一人でも多くの人にすすめたい。なぜなら、看とるのも看とられるのもやがてはわたしの、あなたのさけ難い運命だから。
目次
寝ても覚めても母恋し
母と夫の小さなズレ
いつも自分中心の母
痛い痛い病が始まる
経済観念ゼロの母
母も夫も善意の人なのに
夫の死と不審な母の言動
ついに老人呆けが
幸せだった五十余年の世界に
母をみつめて行末を行う〔ほか〕
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