出版社内容情報
日本人の多くはカルシウム不足です。いつもの食事をちょっと見直して、自分の力で骨育てをしてみませんか。そもそもカルシウムは腸管からの吸収率が低い栄養素ですが、ビタミンD、ビタミンK、たんぱく質などと一緒にとれれば、吸収率はぐんとアップ。本書を見れば骨作りにいい食材や効率のいい食べ合わせがよくわかり、誰でも簡単にカルシウムたっぷりの料理が作れるようになります。難しいことは一つもありません。ぜひ、楽しみながら、おいしい料理で骨育てに挑戦してみてください。
内容説明
この本で「骨育て」を始めてみませんか。カルシウム、ビタミンD、たんぱく質など、効率のいい食べ合わせがよくわかる骨粗鬆症対策のレシピ集です。
目次
1 三度の食事をきちんととる。塩分を控える
2 魚介や小魚を一日1回とる
3 豆腐、高野豆腐、納豆を一日2回とる
4 青菜を欠かさずとる。いも、きのこ、海藻も忘れずに
5 乳製品を一日2回とる。ただしチーズはとりすぎない
6 乾物を味方につける
7 足りない分をおやつで補う
著者等紹介
今泉久美[イマイズミクミ]
山梨県生まれ。料理研究家・栄養士。女子栄養大学栄養クリニック特別講師。塩分控えめでとてもおいしく、栄養バランスのいいレシピに定評がある。書籍、雑誌、新聞、テレビなど幅広い場で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よこたん
36
“いくつになっても体型は気になりますが、やせすぎは骨粗鬆症のリスク。体重が軽いと骨への負担が少なくなるため、骨がもろくなりやすいのです。” へえ〜太っていていいこともあるんだな(笑) 膝の痛みには悪いけどね。適度な負荷をかけると骨は育つそうだ。用事をしたりしながらで、一日に合計で3時間立っていればいいなんて。あちこち不調で十数年ぶりにお世話になっていた整骨院で「できれば骨密度測ってもらってきて!」と言われ不安に。結果年相応の数値でひと安心。魚、乾物、豆腐、青菜、きのこ、海藻はなんとか。私には乳製品が難関。2023/09/22
ヨハネス
7
加齢対抗連続3冊め。カルシウムの吸収にビタミンKが関わること、骨のために必要なコラーゲンの合成にビタミンCが役立つなど青菜の必要性がわかった。が、イモと海藻も必要性の説明が欲しい。切り干し大根とひじきにカルシウムが多いと知らなかった。和食は苦手なのだが工夫して摂りたい。水菜もカルシウムの多い緑黄色野菜だそうだ。ビタミンⅮやたんぱく質などカルシウム以外の必要成分を含むレシピがありがたい。高校のとき骨がすかすかだった著者が現在年齢比111%の骨密度なので期待できる。巻末「栄養成分一覧」はいかにも女子栄養大学。2022/09/12
Tomonori Yonezawa
4
地元図書館▼2022.7.9第1刷▼7か条79頁、裏表紙に「骨を育てる7か条」が載ってて、それが章立て。▼標題に沿ってカルシウムが多く撮れそうな、写真がとても綺麗な(でもすげぇ美味い!とは思えな…)写真で構成した料理本。▼本の作りからはこの値段も納得だが、オレンジページやクロワッサンとかの雑誌、あれの特集をこまめに拾うだけでいいんじゃね?と思った。2022/10/22
いつとも
1
私は50代半ば。圧迫骨折の続く義母を見て、怖くなって購入しました。「骨づくりは更年期から」の言葉に押されて毎日コツコツ骨作りしてます。良い紙だし綺麗な写真ですが、味は地味です、しょうがないけど。読んだ後、メルカリで売っちゃおうかな…と思って読み返したら、はじめに書いてある著者の体験談が胸に染みて売れなくなりました(笑)。骨、骨格、筋肉は本当に大事ですね。自分への戒め、励み、そして食生活のお守に、料理が作れる間はキッチンにおいておきます。サバ缶のおろしあえはラクにできてオススメです。2024/04/29
言いたい放題
0
斜め読み2023/06/12