出版社内容情報
お菓子のでき上りを左右するタイミングやコツ、変化のポイントを感じる力を養う本。失敗から学ぶヒント、理由、解決法を伝授します。お菓子にはでき上りを左右するタイミングやコツがあり、変化のポイントには一定の法則があります。代表作「ふんわりフロール」「しっとりケイク」「さっくりタルト」を通して、つまづきや失敗から学ぶお菓子作りのヒント、理由、解決法を伝授します。“感じる”ことでお菓子作りはもっと楽しくなるでしょう。
津田 陽子[ツダ ヨウコ]
著・文・その他
内容説明
ふんわりフロール、しっとりケイク、さっくりタルト。おいしいお菓子作りの疑問に答えます。
目次
ふんわりフロール―粉を究極に減らして「卵の力」でふんわり感を実現。
しっとりケイク―しっとりなめらかな生地の要は、バターの変化。
さっくりタルト―タルトはしっかり焼ききる、が身上。
1 お菓子作りで大切に思うこと
2 レシピの組立てと考え方
3 補足だけれど役に立つポイント
著者等紹介
津田陽子[ツダヨウコ]
京都生れ。1987年に渡仏し、お菓子作りを学ぶ。現在、菓道教室を京都と東京で主宰し、菓道家津田陽子として活動する。三越日本橋店カルチャーサロンで講演を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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おれんじぺこ♪(16年生)
20
津田さんは西の方で、津田さんの作ったお菓子を食べる機会がないのですが、気になってるおひとり。この中のレシピにチャレンジする時間がなかったけれど、パウンドをしっとりさせるのに、途中から同じ型でふたして焼くって、目からうろこだった!2021/01/08
ジュリ
4
バターと卵が分離してしまったのだけど、どうして分離してしまったのか、どうすれば分離しないのかわかった。卵は温めておくとよいようだ。上手に作るコツがわかりやすい。2020/11/06
moe
1
感覚でお菓子を焼いてしまうので「かがく」を知って作ろうと思って図書館で借りてみました。やはり美味しいお菓子を作るには、お菓子のかがくを知って、何回も作って感覚を磨くことなのだと思いました。2023/04/28
skr-shower
1
お菓子の肝は砂糖、とか、小麦粉は骨格とか説明されればそうかもと思える。卵を温めると分離しないとか、加減が難しいだろうけど確かにコツだろう。最近は読むばかりで実際にお菓子作りをしていないが、日常的に作っていればありがたい本かもしれない。2023/03/24
ぷく
1
上手く出来るも今ひとつの出来であってもそれぞれ理由がありそれをかがく(科学と化学両方の発想)と呼び解説。かなり前に津田さんのレシピに惹かれてバターシフォンケーキにトライ。当時この本があれば粉の混ぜ方とエラーの理由が判り本をドナドナせずレシピを自分のものに出来たかなぁ。卵の黄身、白身の泡立て方は正にかがくです。(図)2020/09/25