出版社内容情報
野のもの、雑草とされるものの中にも美味を見いだし、素材の持つ力を一杯に引き出した、自然体の料理。京都・銀閣寺畔でいま評判を呼ぶ和食店主人の、初の料理書。
草を食む/鯖街道に育って/おくどさん
芽
ふきのとう/つくし/山うどの芽/かんぞうの芽/こごみ/こしあぶらの新芽/
たらの芽/わらび/ひのきわらび/さわらび/木の芽/花山椒/たけのこ/
淡竹/真竹/いたどり/みず/干しぜんまい/じゅん菜/岩梨/みょうが
菜
田ぜり/のびる/野あさつき/たんぽぽ/すいとう/よもぎ/ほうれん草/
野三つ葉/つる菜/たでの葉/山ぶき/しのごぼう/中抜きにんじん/菊菜/
赤ずいき/ぎぼうし/白ずいき/さつまいも/干し山椒葉/あかざ/干しずいき/
きごしょう/水菜/若壬生菜/赤ねぎ/白ねぎ/杓子菜/畑菜/葉山椒
実
青梅/実山椒/絹さや/田中とうがらし/鷹峯とうがらし/きゅうり/
地植えきゅうり/白うり/山科なす/賀茂なす/柊野ささげ/金時豆/
花豆/鬼ぐるみ/白いちじく、さわし柿/榧の実/柴栗、銀杏/黒豆/
天然なめこ/くろかわたけ/生しいたけ/栃餅/納豆
根
新じゃが、赤じゃがいも/紅玉ねぎ、白玉ねぎ/新ごぼう/ひげごぼう/
蓮根/里芋、頭芋/大根/丸大根/たくあん/金時にんじん/辛味大根/
すぐき菜/聖護院かぶら/赤かぶ、白かぶ
飯
のびる粥/栗ご飯/氷飯/嫁菜ご飯
鯖/かしわのすきやき/猪と鹿肉/夏みかんと紅茶ゼリー/
いちごと、酒粕のシャーベット/熊いちごとりんごの寒天寄甘煮/
きな粉シャーベット
目次
芽(ふきのとう;つくし;山うどの芽 ほか)
菜(田ぜり;のびる;野あさつき ほか)
実(青梅;実山椒;絹さや ほか)
根(新じゃが;赤じゃがいも;紅玉ねぎ;白玉ねぎ;新ごぼう ほか)
飯(のびる粥;栗ご飯;氷飯 ほか)
著者等紹介
中東久雄[ナカヒガシヒサオ]
京都北部の花背に生まれる。生家は古刹・峰定寺門前の美山荘。摘み草料理を喧伝させた実兄、故・吉次さんを師として、昭和47年から料理の道に入る。平成9年、銀閣寺の畔に「草食 なかひがし」をオープン。ある人をして「今までは、肉を食べに行こうか、魚を食べに行こうかの選択しかなかったが、『なかひがし』を知ってからは、野菜を食べに行こうかという新世界が開けた」と言わしめた。毎日、山と里の力強い素材を探して、独自の料理を創り出している
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