出版社内容情報
たんぽぽの咲くころ、ひまわりの隊列、夏のちょう、色づく木の葉、バードウォッチング…花咲く道を散歩して生まれた刺しゅう。たんぽぽの咲くころ、土手沿いを歩く、春の道、雨の日、ひまわりの隊列、公園の隅、夏のちょう、色づく木の葉、運河の向こう側、バードウォッチング、こけの世界…手帖を片手に花咲く道をゆっくり散歩して生まれた刺しゅう。
青木 和子[アオキ カズコ]
著・文・その他
目次
たんぽぽの咲くころ
土手沿いを歩く
ながみひなげし
すみれ
春の道
くさいちご へびいちご
雨の日
ひまわりの隊列
草の花
公園の隅〔ほか〕
著者等紹介
青木和子[アオキカズコ]
日々の暮らしの中で、自分が手をかけて育てた庭の花や、旅先で出会った野原や庭の花たちをスケッチしたものを、布地に刺しゅう糸で描いていく。ナチュラルで魅力的な作品の数々は、いとしさ、美しさ、楽しさが大いに人々の共感を呼ぶところとなっている。手芸家としてだけでなく、園芸家としても熱心な勉強を続けている。著書も多数あり、フランス、中国、台湾で翻訳もされている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
G-dark
16
土手や公園の隅や線路の脇でよく見かけますよね。つくし、菜の花、たんぽぽ、すみれといった草花たちを。そのそばで生きている、蜂、蝶、てんとう虫、蟻といった虫たちを。それらを見つめている、カラス、スズメ、ヒヨドリといった鳥たちを。この本は、そういう小さな命たちを刺繍にしてまとめた本です。読んでいると、まるで自分がのんびりお散歩をしている途中でふと生き物の気配を感じて立ち止まり、気ままにスケッチをしているかのような気分になれます。2023/08/08
かおりん
13
野の花の刺繍。色や形の再現が見事。初心者には難しそう。書名から散歩のエッセイかと思って予約したから、意外な本に出会えて良かった。2018/11/30
septiembre
1
路傍の花の刺繍。見ているだけでも楽しかった。土筆の刺繍は初めて見た。2022/03/29