循環するファッション―新しいデザインへの挑戦

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  • サイズ B5判/ページ数 192p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784579114733
  • NDC分類 589.2
  • Cコード C3077

目次

1 ファッション商品の変革(材料;製造工程;流通 ほか)
2 ファッションシステムの変革(適応力;最適化された寿命;低い環境負荷で使用すること ほか)
3 新しいファッションデザインへの変革(伝導師的役割のデザイナー;調整的役割のデザイナー;活動家的役割のデザイナー ほか)

著者等紹介

フレッチャー,ケイト[フレッチャー,ケイト] [Fletcher,Kate]
London College of Fashion「サスティナブル・ファッション」担当准教授。サスティナブル・ファッションに関するコンサルティングおよびデザインのディレクターを務める。ここ15年間、彼女は、ビジネス、教育、政策、ファッションとサスティナビリティにおいて最先端の研究をすすめ、世界中で活躍している

グロース,リンダ[グロース,リンダ] [Grose,Lynda]
California College of Arts助教授。デザイナー、コンサルタントとしても活躍中。大手企業では、はじめて完全エコ衣料であるESPRITのエコレクション(ecollection)を共同開発。サスティナビリティに関する問題について、非営利組織、民間企業や政府に対してコンサルティングを行っている

江戸克栄[エドカツエ]
文化学園大学准教授。1968年、東京生れ。慶應義塾大学商学部卒業、慶應義塾大学大学院商学研究科修士、同博士課程単位取得退学。文化女子大学(現文化学園大学)専任講師、助教授を経て2007年より現職。専門はファッション消費論、マーケティング

田中里尚[タナカノリナオ]
文化学園大学准教授。1974年、埼玉県生れ。早稲田大学大学院文学研究科修士課程日本史専修を卒業後、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士課程にて博士(比較文明学)を取得。文化学園大学助教授を経て2011年より現職。専門は日本ファッション史、女性雑誌メディア史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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はるき

20
 海外のクリエイターの本気度が凄かった。環境のため、社会的責任のためで終わらない、新しいファッションを生み出す意欲がカッコよかった。2021/03/23

1
ファッションをサスティナビリティ(持続可能性)の面から見る本。生地の材料の天然繊維は限界があり、化学繊維は環境破壊に繋がりかねず、また染料も同じ問題を抱えている。流通はフェアトレードが正しく行われているかチェックする必要があるし、廃棄するのも手順を踏まえなければならない、といった商品としてのファッションから、衣服のシェアリングや地域独自の衣装等のシステムとしてのファッションまで、こうしたファッションのビジネス本は無い。サステイナブルな目標が無ければファッションは無くなってしまう。2014/05/05

0
sustainable fashion の教科書。 5ドルの服を見て本能的に感じている貧困とは。ファッションて人の生活ときっても切り離せない。人生をより豊かにする人類の本質的課題を解決するファッションをもっと生み出せればよい。そして消費者が自分が服を選ぶ基準の貧困さとそれが地球に与える影響を考えてよりよい製品が生まれていけばすてき。2017/02/28

KakeruA

0
サスティナビリティ(持続可能性)の観点からファッションのさまざまな工程における課題と取り組みの可能性を扱う。廃棄や汚染といった産業構造の仕組みだけではなく、クラフトを再考する民主主義なものづくりによる持続可能性も取り扱う点が良い。「つくること」をデザインすることで与えられる社会的インパクトの大きさから、本書でも触れられているようなさまざまな組織に属すメタデザイナーの活動が重要だろう。個人的にはcraftwerk2.0やhypercraftの展開に興味を抱く。2016/04/05

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