出版社内容情報
目の前の子どもの姿に合わせて行われることから、決まったかたちがない「インクルーシブ保育」。本書では、特徴的な9園の実践を丁寧かつ具体的に紹介します。「インクルーシブ保育」に向き合う保育者、また、これから向き合おうとする保育者におすすめです。
内容説明
特徴的な9園の実践を、丁寧かつ具体的に紹介。一人ひとりの育ちを理解するための工夫がわかる、「インクルーシブ保育」の実現に向けた実践書。
目次
はじめに 「個別指導計画」の学びの場が広がることを目指して
第1章 実践事例「子ども一人ひとりがかがやく」ための工夫(その子らしさを大切にする個別指導計画―社会福祉法人さがみ愛育会 愛の園ふちのべこども園;“いま、ここに生きる姿”に応じた個別指導計画―社会福祉法人翔の会 うーたん保育園;長い年月で変化し続けている個別保育計画―学校法人希望学園 葛飾こどもの園幼稚園;一人ひとりの違いを理解する保育―社会福祉法人風信子館 風のうた保育園;保育を必要としている子どもはここにいる―社会福祉法人泉の園 認定こども園 風の丘;子どもの願いを叶えるための個別指導計画―学校法人草木原学園 せいしん幼稚園;みんなの保育をみんなでつくる―学校法人朗峰学園 長谷幼稚園;保護者の思いを支え、汲み取り、共有する個別指導計画―学校法人西那須野学園 認定こども園西那須野幼稚園;子どもと家庭に寄り添う保育―社会福祉法人みなと福祉会 港川保育園)
第2章 座談会「子ども一人ひとりがかがやく」ために、保育者にできること
おわりに 人が育つということの奇跡
著者等紹介
市川奈緒子[イチカワナオコ]
白梅学園大学子ども学部・大学院子ども学研究科教授。児童発達支援センターうめだ・あけぼの学園心理職等を経て、2010年より現職。児童発達支援事業所や保育所、小中学校のコンサルテーションで、現場の教員、保育者と共に学ぶ
仲本美央[ナカモトミオ]
白梅学園大学子ども学部・大学院子ども学研究科教授。現在、保育現場における絵本や物語を読みあう活動や保育者研修プログラムの開発、「インクルーシブ保育」に関連する研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。