出版社内容情報
働き方が問われる時代。保育業界では保育士不足が続いていますが、これからの法人経営、園運営を考えていくうえでは、就業規則を見直すよい機会です。コンプライアンス、内部統制、さらにマネジメントの視点も加え、それぞれの園が、目指す園運営を実現するときに避けては通れない就業規則の考え方を紹介します。
内容説明
園で問題となる労務の課題をほぼ網羅。「時間外労働」「有給休暇」「休職と復職」など、身近な課題への解決の道筋をわかりやすく解説。法律を遵守し、無理のない運用ができ、「職員配置」「人件費」「人材育成」「組織づくり」を考慮した就業規則を提案します。
目次
第1章 労働時間を考える(法人理念から求める職員像を可視化する;制約が多い1年単位の変形労働時間制を理解する ほか)
第2章 休暇を考える(年次有給休暇を管理する;年次有給休暇、働き方改革でどう変わる? ほか)
第3章 人材育成を考える(処遇改善等加算2を園経営に活かす;業務命令としての研修受講から主体性を育む)
第4章 非正規職員について考える(非正規職員には労働条件通知書がカギになる;無期転換ルールに対応する ほか)
第5章 休職と定年を考える(休職と復職を命じる上での判断基準;定年年齢と65歳までの雇用)
著者等紹介
安岡知子[ヤスオカトモコ]
社会保険労務士法人人財総研役員、株式会社福祉総研KYOSTA事業部長。人財コンサルタント、特定社会保険労務士。専門家の立場から園での勤務経験をもとに、それぞれの法人の現状を踏まえた「現実的なアドバイス」「実施可能な提案」など「人」にかかわる分野で園運営を支援している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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