内容説明
障害児保育に携わっているすべての人へ、自閉症研究・療育の第一人者からのメッセージ。統合保育の基本であるインクルージョン(包み込み)の考え方に基づき、園における一人ひとりに対応した支援のあり方を、実践を踏まえ紹介しています。
目次
巻頭言 障害児を包み込む質の高い保育
序章 障害のある子どもの保育と保育所保育指針―障害児保育は保育の原点
第1章 障害児保育の歴史と現状―自閉症・発達障害の理解と援助から
第2章 障害のある子どもへの理解と対応
第3章 障害児保育に関わる支援者研修
第4章 臨床経験に基づく障害児支援理論―自閉症児療育実践から学んだこと
第5章 保育所と療育施設との交流保育
第6章 障害のある子どもを受け入れる保育の実践事例
著者等紹介
石井哲夫[イシイテツオ]
1927年生まれ。1950年東京大学文学部哲学科(心理学専攻)卒業後、1967年日本社会事業大学教授。1996年同大学名誉教授。1995年白梅学園短期大学学長を経て、現在、社会福祉法人嬉泉常務理事、子どもの生活研究所所長。他に白梅学園短期大学名誉学長、社団法人日本自閉症協会会長、社会福祉法人日本保育協会理事長。自閉症研究の第一人者として、長年にわたり自閉症児・者の研究および療育に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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