内容説明
虐待、養育放棄、養育不全を原因とする「気になる子」を発達障害と診断することの誤りを指摘し、子どもを見る目を育てるための提案。社会問題化しつつある乳幼児の虐待に、30年以上前から取り組んできた著者の集大成の書。
目次
第1部 子育ての曲り角と「気になる子」(障害児問題児気になる子;乳幼児の虐待;養育放棄と養育不全)
第2部 「気になる子」の事例と取り組み(知能と社会性のはざま;早発性の学業不振と無気力;揺らぐ家族像;早期療育の可能性)
著者等紹介
藤永保[フジナガタモツ]
1926年生まれ。東京大学文学部心理学科卒業。専攻は発達心理学。現在、お茶の水女子大学名誉教授、NPO法人保育:子育てアドバイザー協会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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