内容説明
一流の作家たちが織りなす詩と絵の緊密な響き合い。
目次
第1章 観察絵本キンダーブックの誕生
第2章 キンダーブックに見る戦後童謡の黎明
第3章 豊穣な童謡童画の世界
第4章 昭和童謡の黄金期
第5章 多様化、多極化の時代
昭和のキンダーブック全表紙697
第6章 昭和の童画家たち
第7章 昭和と歩んだ童謡
著者等紹介
武鹿悦子[ブシカエツコ]
詩人、童話作家。昭和3年(1928)東京生まれ。西條八十との出会いを契機に詩作の道に入る。童謡集『こわれたおもちゃ』(国土社)で第6回日本童謡賞、第6回赤い鳥文学賞特別賞。詩集『ねこぜんまい』(かど創房)で第13回日本童謡賞、第30回産経児童出版文化賞受賞
林健造[ハヤシケンゾウ]
画家。大正6年(1917)宮城県生まれ。宮本三郎画伯に師事。また、幼児の絵画に興味をもって研究する。十文字学園女子短期大学教授、同大学附属幼稚園園長、文部省幼稚園絵画制作指導書編集委員などを歴任し、平成11年に勲四等瑞宝章受章
湯山昭[ユヤマアキラ]
作曲家。昭和7年(1932)神奈川県生まれ。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。在学中からコンクールなどで注目され、歌曲、合唱曲、ピアノ曲など多方面の分野で優れた作品を発表する。昭和45年芸術祭大賞、48年、51年に日本童謡賞受賞。現在、社団法人日本童謡協会の第3代会長を務め、作詞家、作曲家の権利擁護や童謡の振興に尽力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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