出版社内容情報
大ヒットシリーズ「僕僕先生」の著者仁木英之が、満を持して子どもに届けたいと書き下ろしたファンタジー。ドゥシャン・カーライの薫陶を受けた新星福井さとこの手がける銅版画の挿絵が物語を彩る。
父の転職のため、家族とシンガポールに引っ越すことになった小学5年生の沖田翔馬。突然、飛行機が姿を変え、たどりついたのはムジーク=音楽が大きな魔法=マギオの力を持つ異世界ガル・パ・コーサだった… 目次 第1章 ヴィデーニア―序章― Vvedenie 第2章 フェスト・ヴィミラニエ―村の祝祭― Festo Vymilaniye 第3章 スクオーラ・ターイナ―学び舎の謎― Skuola Tajyna 第4章 カラリエヴァ―女王― Kralewa 第5章 ムジーク・コネット―絆― Muzik Connet
内容説明
父の転職のため、家族とシンガポールに向かう翔馬。突然、飛行機が姿を変え、たどりついたのはムジーク(=音楽)が、大きなマギオ(=魔法)の力を持つ異世界ガル・パ・コーサだった…「僕僕先生」の著者仁木英之が、満を持して子どもたちのために書き下ろしたファンタジー!
著者等紹介
仁木英之[ニキヒデユキ]
1973年大阪生まれ。信州大学人文学部卒業。2006年に『夕陽の梨―五代英雄伝』第12回歴史群像大賞最優秀賞、『僕僕先生』で第18回日本ファンタジーノベル大賞の大賞を受賞。多ジャンルにわたり著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Norico
7
図書館でみかけて、借りてみました。音楽が武器になる世界。音痴な私だったら即死だなぁ2022/04/01
あゆぷ
2
4.5回も借りては読みきれず返却、を繰り返し、結局半分強を読んだところで終了することを決めました。RPGゲームのシナリオのようなストーリー展開は、私が読みたい本ではなかった、というだけ。イラストと装丁は好みだったのでここまで頑張ったけれど、本は頑張って読むものではないです。またいつか、ご縁があれば。2021/07/24
てるりん
2
児童書だけどなかなか読みごたえがあった。逆にちょっと子供には難しいかも?291Pにはちょっと詰め込みすぎな感じがして、もうちょっと長くても良かったかも。2021/05/27
kira
1
音楽をテーマにした冒険物語。雰囲気は岡田淳さんといったところか?翔馬は小さい頃からピアノを習っていて、それなりに自信があった。けれど、優里奈が転校してきて一緒に連弾を弾くことになってから、翔馬は劣等感を感じることが増え、ピアノを弾くことが楽しめなくなっていた。そんなところへ、父から爆弾発言を落とされる。父は船舶設計からピアノ設計へと転職したい、そしてシンガポールへ移住したいと言い出したのだ。決定権のない翔馬は不本意ながらシンガポールへと旅立つのだが、乗っていた飛行機が突如として、異世界に迷い込んでしまう。2021/10/05
くにさん
1
児童書ですからね。 なんとなく例の有名な魔法物小説を意識しているような(魔法学校とか) 全体のストーリーの割にページ数が足りない感じで、この内容で書くなら五冊くらいにはなるべきかと。せっかくの魔法学校の設定が生かしきれていない。 少年の行動に共感できないままに、バタバタと話が進み過ぎてて勿体無い。 女王様とすんなり会えたりとかで肩透かしを食らう感じ。 まあ児童書ですからね。 お父さんが転職する所の描写は面白かった。2021/01/11
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