出版社内容情報
すべての人が読書によって受ける文字・活字文化の恩恵を保護する「読書バリアフリー法」。そして、障がいなどを理由に遠ざかる人を、読書とつなぐ「りんごプロジェクト」の活動を”読書とは?”という問いを通して紹介します。
目次
読むって、どういうこと?
知ってる?りんごの棚
読み方は一人ひとりちがってよい!
いろいろな楽しみ方(1) 見えない、見えにくい人の読書
いろいろな楽しみ方(2) 文字だけにたよらない人の読書
いろいろな楽しみ方(3) 他言語で読む人の読書
いろいろな楽しみ方(4) 本が持てない、手に入れにくい人の読書
やってみよう!自分が見つけた読み方をしょうかいしよう!
いろいろな人が本を楽しめる未来を考えよう!
いっしょに知ろう!読書バリアフリー法とりんごの棚の歴史
りんごの棚の本をもっと知ろう!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
147
「りんごの棚」をご存知ですか。私は本書で知りました。スウェーデン生まれで、すべての子どもたちに読書の楽しさを知ってもらうことが目的で作られて、読んで触って聴いて楽しむ本、文字の大きな本などを展示した本棚で、図書館などにあります。すべての人が本を楽しめるように、その思いが届きますように。どんな本を読んでもいいし、どんな読み方でもいい。思いのままに。聴いて想像を膨らませて、触れて感動して。本だからこそ伝わることがあって、本にしかないやさしさもきっとある。今日も本を手にしよう。きっと新しいことを感じられるから。2025/04/25
☆よいこ
78
分類369。図書館堅牢本。読書バリアフリー①▽用語解説>バリアフリー図書/電子書籍/大活字本/LLブック/デイジー資料▽いろいろな読み方があっていい。大活字本やデイジーについては知っていたけれど、多言語対応について気づきがあった。今対応している生徒が母国語はパシュトー語(アフガニスタン)で、英語も日本語も勉強中(2年目)なため絵本を紹介しているけれど、取り寄せも視野にいれてもいいかもとか思った(あるかわからないけれど)2024.9刊。全3巻2025/01/13
yomineko@ヴィタリにゃん
54
誰でもが本を読める社会に📘スウェーデンから始まったりんごの棚プロジェクト。目の不自由な方々がもっと本を楽しめる様になれば良いなと思う。大活字本、目が悪い私には有難いのですが本が大きくてやや重いのと、字も大きすぎて疲れてしまうのでほどよいのがあればとついワガママを言ってしまいます📚2025/04/13