出版社内容情報
外見で人を判断したり、差別的な扱いをしたりする「ルッキズム」。SDGs10番目の目標「人や国の不平等をなくそう」とも深く関係する問題が起きるメカニズムを考えます。
内容説明
まわりから変な目で見られたり、嫌なことをいわれたりすることが心配で、ありのままの自分の見た目、自分が好きなかっこうをかくそうとしてしまう…。ここではそんな状態を「ルッキズムの呪い」とよぶよ。
目次
見た目の判断は経験がだいじ!?
1章 どうしてルッキズムが生まれるのかな?知らない間にルッキズムの種がまかれている(ルッキズムの種をまいているのは社会;ルッキズムの種は社会によってかわる!;ルッキズムの種から生まれるもの(1)「ふつう」
やってみよう!「ふつう」を見つける!自分の「ふつう」はどんな形?
ルッキズムの種から生まれるもの(2)「美」
注目!つくられた情報の目的を考えよう)
2章 見た目が気になるのはどうして?自分の身を守るための本能!そして、社会で生きていくため!(見た目で判断するのは人の本能;見た目での判断はかわる!?;社会になじむために顔を見る!?;いい顔には条件がある!?;ルッキズムの種をふきとばそう(1)「見た目」はくらべない!否定しない!決めつけない! ほか)
著者等紹介
矢吹康夫[ヤブキヤスオ]
立教大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員などを経て、中京大学教養教育研究院講師。日本アルビニズムネットワーク・スタッフ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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