出版社内容情報
南の国からやって来た、象のジャンボと象使いのバルー。
小さな国で、みんな楽しく暮らしていましたが、
ある日東と西の国の戦争に巻き込まれてしまいます。
国民の命を守るため、王様はジャンボを殺そうとするのですが…。
平和の尊さと命の重さについて問う、時を超えたメッセージ。
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よろこびとかなしみ、絶望とそのとなりにある希望を
やさしく描いた名作の数々。
子どもたちへ、そしてかつて子どもだった
すべての人びとへ贈る、絵本シリーズです。
内容説明
おうさまとさんにんのこくみんだけのちいさなくに。そこへぞうのジャンボとぞうつかいのバルーがやってきました。しかし、せんそうがはじまってみんなのしあわせなくらしはかわっていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わむう
22
戦争で犠牲になる動物園のゾウ。「かわいそうなゾウ」みたいな悲しい終わり方じゃなくて良かった。2024/11/06
ヒラP@ehon.gohon
21
2つの国の間に立って、中立を守った国の平和論でしょうか。 やなせたかしさんの手にかかると、これ以上ないほどの甘さに仕上がるのですね。 でも、戦争をしていた国は滅んでしまったという、隠れたブラックがあることも気にかかります。2023/07/23
ヒラP@ehon.gohon
13
C事業所で読み聞かせしました。2024/04/12
喪中の雨巫女。
12
《熊本市現代美術館》『やなせたかし展』にて。【再読】←2025.6.20. 戦争になったら、象使いのバルーに象のジャンボを、殺させるなんて、ひどい。そんな国いらない。2023/05/23
ヒラP@ehon.gohon
12
Sこども食堂で読み聞かせしました。2024/04/13