出版社内容情報
著名人が先生の特別課外授業、子ども大学。2巻では、「社会分野」にからむSDGs目標についての授業を収録。SDGsについての理解が深まり、早期キャリア教育や生きる力の醸成にもつながります。
目次
1時間目 「豊かさと貧しさ」(「貧困」について考える;世界の貧困;絶対的貧困と相対的貧困;貧困からのがれようとするときの敵)
2時間目 「エネルギー問題を考える絵本をつくる」(SDGsの絵本ができるまで;目標7を選んだ理由;絵本にする意味は?)
3時間目 「朗読『わたしの見たかわいそうなゾウ』」(9月21日は「国際平和デー」;朗読された文章(一部))
4時間目 「長崎原爆を語る90歳」(山口美代子さんの被爆体験;被爆体験のない人が語りつぐ時代)
5時間目 「からみあっている目標」(社会分野の目標4を例として;ほかの分野の目標ともからみあっている)
著者等紹介
大西良[オオニシリョウ]
1978年、福岡県生まれ。博士(保健福祉学)、社会福祉士、精神保健福祉士、公認心理師。子どもの睡眠や貧困問題をテーマに研究活動をおこなう。またスクールカウンセラーとしての実務経験がある
きむらゆういち[キムラユウイチ]
1948年、東京都生まれ。多摩美術大学卒業後、造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイデア・ブレーンなどを経て、現在、絵本、童話の創作など広く活躍。代表作の『あらしのよるに』(講談社)は、中国、台湾、韓国、アメリカ、ブラジル、イタリア、フランス、ベトナムで翻訳出版
村松真貴子[ムラマツマキコ]
元NHK「イブニングネットワーク首都圏」「こんにちはいっと6けん」キャスター。現在は、フリーアナウンサー。公益財団法人八王子市学園都市文化ふれあい財団理事長。NHK学園・NHK文化センター「話し方・朗読講座」講師。公益社団法人全国公民館連合会理事。全国で講演、朗読などをおこなう
山口美代子[ヤマグチミヨコ]
1931年生まれ。県立長崎高女3年生時、兵器工場で学徒動員中に被爆し、生死の境をさまよったが、一命をとりとめた。現在は、その体験を学校などで語っている。福岡市原爆被害者の会会員
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年、東京都生まれ。大阪外国語大学・東京外国語大学卒。これまでに編集者として1420冊以上の作品を手がけてきた。自著も100冊以上。近年は、子どもジャーナリスト(Journalist for children)として著作活動を続けている。2019年7月東京国立市にNPO法人子ども大学くにたち(CUKu)を創設、理事長になる。その後、SDGsをカリキュラムの基軸にすえた子ども大学を広める「SDGs子ども大学運動」を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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