出版社内容情報
パンやさんの息子・くまのくるんは、引っ越していった大好きな友だちのころころと、きらきらもりで遊ぶ約束をしています。お母さんと作った焼きたてのパンを袋いっぱいにつめて、列車に乗り込むと…? 絵の遊びがいっぱい! 眺めるだけでも楽しい絵本です。
例:線路をたどる楽しみ/パン作りの画面ではパン作りを見学している気分に/列車から見える風景がページ毎に変わり、全景と連動/列車の窓からちょうちょうが入ってきて、ラストまで付いてくるなどのサブストーリー/きらきら森の画面では、昆虫、草花で探し絵ができる
内容説明
のはらのまんなかを、せんろがいっぽんとおっています。こぐまのくるんは、ともだちのころころと、きらきらもりであそぶやくそくをしています。おかあさんとつくったやきたてのパンをふくろいっぱいにつめて、れっしゃにのりこみますが…?
著者等紹介
矢部美智代[ヤベミチヨ]
慶應義塾大学国文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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anne@灯れ松明の火
21
読友さんご紹介。隣市分館で。かわいいクマの表紙♪ 「きらきらもり」という言葉にも惹かれる。「のはらえき」近くに住む「くるん」と「きらきらもりえき」近くの「ころころ」。電車に乗って互いに行き来する仲良しさん。今日はくるんがパン屋のお母さんと焼いたパンを持って、ころころのところへ。その途中……。よくあるテーマではあるけれど、最後の展開にも予想がつくけれど、かわいい絵と温かい話にほっこりできる。いろいろなパンや車窓の風景も楽しい。矢部さん、絵の にきまゆさん、ともに初読み。2020/07/08
遠い日
6
まぁなんていい子たちなんでしょう。親切は巡り巡って自分に返ってくる。温かな気持ちのおすそ分けを、ちゃんと感じ取ってくれる友だちは、かけがえのない存在。仲良しと過ごすだいじな時間がきらきら。2020/06/05
紅生姜
3
ただただかわいくて優しい。大人が思い描く理想の子ども像そのものだが、本来の子どもというのはもっと力強く、命を燃やして生きている。この絵本を読んでも子どもはもしかしたら退屈だろうなと思う。2019/11/07
すみれちゃん
2
9歳ひとり読み2022/10/12
ふーゆ
0
3歳息子のお気に入り。優しいお話。2022/09/07