出版社内容情報
山の上に仙人が住んでいた。ふもとの方から「うーんうーん」と、だれかが困っている声が聞こえる。仙人がふもとに降りて行くと、そこには郵便屋さんが倒れていた。仙人は、自分のひげを9本抜いて、分身の術で9人の自分(仙人)を作り、郵便屋さんに代わって手紙や宅配を届けさせる。
内容説明
やまのてっぺんにせんにんがすんでいた。ふもとのほうからきこえてくる「うーんうーん」というこえに、やまをおりていくと…?3さいごろから。
著者等紹介
佐々木マキ[ササキマキ]
マンガ家・絵本作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yomineko@ヴィタリにゃん
57
気分が悪くて倒れている郵便配達のお兄さんの声が聞こえた仙人。分身の術を使って10人になり、彼の代わりに郵便を配達!!!したが、1通残っている。小さな男の子がそこまで案内してあげると、きつねのつねよさんの家だった。小さな男の子はつねよさんの子どものつねきち君。人間に化けていたのね🦊可愛い😊2024/11/22
annzuhime
45
図書館本。せんにん。5歳の三女にはまずはそこを説明。郵便配達のお仕事を変わってあげる優しい仙人だったね。どうしようもないオチがくるかと思ったら、なんだか温かいオチ。ナンセンスなんでしょうが、柔らかいお話でした。2024/02/08
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
35
佐々木さんなのでオチはなんだろうと思ったけれど、ちょっと肩透かしだった。2020/01/29
ヒラP@ehon.gohon
35
まったりした佐々木マキさんの絵本には、いつも癒されます。 分身術で郵便配達のお手伝い。でも、一通残ってしまった手紙は? きねきちさんの独り舞台に、私もすっかりだまされてしまいました。 毒気のないユーモアナンセンスでした。2021/04/09
かおりんご
28
絵本。読み聞かせ用に借りる。んー、思ったより、面白くなかった。「10にんのきょうだい」みたいなのかと思っていたからかも。2023/05/23