出版社内容情報
ふしぎな卵から生まれたふしぎな生き物「メロウ」。わたしはメロウのことが知りたくて、観察日記をつけはじめた…。
内容説明
わたしはかんさつがだいすき。あるひ、ふしぎなたまごからみたことのないいきものがうまれたの!「メロウ」となづけたこのこは、ほかのどのいきものともちがうみたい。いったいなにものなんだろう?わたしはメロウのことがしりたくて、かんさつにっきをつけはじめた…。
著者等紹介
ナカオマサトシ[ナカオマサトシ]
和歌山県生まれ。教育テレビ番組の制作などを手がけるかたわら、2012年『うれないやきそばパン』(金の星社)で絵本デビュー
ドーリー[ドーリー]
大阪府生まれ。京都精華大学卒業。イラスト、マンガ、切り絵などの制作で活躍。2014年『どうぶつまぜこぜあそび』(サトシン/作、そうえん社)で絵本デビュー
滝川洋二[タキカワヨウジ]
NPO法人ガリレオ工房理事長。NPO法人理科カリキュラムを考える会理事長。フジテレビ系列のTVドラマシリーズ「ガリレオ」や、映画「容疑者Xの献身」の実験の監修のほか、日本テレビ系列「世界一受けたい授業」をはじめ、テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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shiho♪
20
次男と二人読み。『ノーベル賞』のタイトルに惹かれて借りたけど、お話が思ってたんと違ってた。でも疑問を持ったり、観察日記をつけたり、比較したり…科学的な探究とはどういうことか?を知ることができる、とても良い本だと思う。この向き合い方が、やがてノーベル賞に繋がっていくのだなと。 次男は卵から産まれた謎の生物「メロウ」が可愛くて、脱皮するところで大笑い🤣脱皮する動物を調べた「わたし」の観察日記にはマトリョーシカが入っていて、それも次男にはツボだったようす。小学校低学年向き。2021/03/23
おはなし会 芽ぶっく
10
自伝的な絵本なのかな?と思ったら、自分で気づいて調べていくといつかノーベル賞もとれるかも?というおはなしでした。継続は力なりってことですね。2018/04/28
遠い日
9
ノーベル賞を取るためにがんばったのではなく、がんばった結果に与えられたノーベル賞。幼い頃から興味を深めて、情熱を持って観察研究した成果。夢を追うことのすばらしさ。わたしもがんばろう、がんばらなきゃと、励まされました。2017/11/18
くまこ
7
絵はギャク漫画のようだが、科学者として大成するための要素、好奇心・観察・継続・サポート・環境・信頼・承認・評価・感謝が含まれていました。そういうのを意図して書いてあるんだろうけど、あまり説教臭くないのは、絵のおかげだろうと思いました。とにかく絵が楽しい。2021/04/19
すぅさん
7
久し振りに買った絵本。ノーベル賞は置いといても好きなことを探求し続ける楽しさが伝わればなと。願い通りか長女のお気に入りになった様子。2020/06/04