出版社内容情報
読み聞かせ動画
得意なこともなく、特徴的でもない、普通であることが悩みのネコのとらきち。ある日仲間たちと海へ行くことになりますが…。
内容説明
ネコのとらきちはちかごろおちこんでばかり。ともだちのチョビ、おとうとのシロに、ボスネコのげんさんや、おくさんのけいこおばさん…みんなとってもいいところがあるのに、じぶんにはいいところなんてない。そんなとらきちがみつけた、とっておきの「じぶんらしさ」。
著者等紹介
ＨＬ［ＨＬ］
ハル。１９７６年大阪府生まれ。大阪芸術大学美術学科卒業。第２４回ニッサン童話と絵本のグランプリ絵本部門大賞を受賞。２００８年『モイモイのポッケ』（ＢＬ出版）を出版。画家・絵本作家として活動中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne＠灯れ松明の火
28
編集者さんから、「平凡なことが悩みであるネコのとらきちが仲間との旅を通して、”自分のいいところ”に気づき、仲間たちもそれぞれの”個性”に気づくというストーリー」とオススメくださり、隣市予約。仰る通り、心がほっこりする温かいお話だった。テーマとしては、先日読んだ、くすのきさんの「ぼくはなきました」と同じだが、こちらは動物が主役で、冒険要素もあり、楽しかった。これで3冊を読んだが、ヘタウマ風の絵は相変わらず味があり、いいなぁ。6：402020/06/26
anne＠灯れ松明の火
27
自分にいいところを見つけられない「とらきち」。周りのみんなは、それぞれ いいところが あるのに、どうして自分にはないの？ こんな悩みを持つ子は、沢山いる。大人にだっている。そんな人こそ、この絵本を手に取ってほしい。もうひとつのオススメポイントは、冒険。とらきちと仲間たちが、協力し合い、ピンチを切り抜けていく様子にワクワクする。仲間というものの良さも感じられる。今年は外出もままならず、子どもたちも寂しい思いをしているだろう。とらきちたちと一緒に冒険気分を味わうというのはどうだろう？ #NetGalleyJP2020/08/14
ごへいもち
18
読友さんご紹介本。絵がもっとすっきりしているといいのに2020/01/20
退院した雨巫女。
9
《本屋》とらきちのいいところは、私もなりたいなあ。2017/08/16
ひまわり
7
今年度，〆の一冊。みんな，それぞれによさがある。それに気付かせてくれてありがとう，とらきち。自分のいいところを生かして４月からも頑張ってね！！2020/03/23
