目次
1 食べることでいのちをつないでいる!(わたしたちの食べているもの;食べものがからだをつくり、動かす;牛やブタは殺してもいいの?;「おいしい」と思っていいのかな)
2 人のいのちはとくべつなの?(地球は人がふえすぎているの?;かかわりあう地球上の生きものたち;人のいのちをうばうということ;生きているのは、あたりまえなの?)
3 いのちの重さはみんないっしょ?(自分のいのちと他人のいのち;人をきずつけるのは、いのちをきずつけること;地球上のさまざまな動物が絶滅していった;地球にあるいのちを守るには?)
わたしはここで生きていきたい!(いのちって、なんだろう?;考えるヒント)
著者等紹介
細谷亮太[ホソヤリョウタ]
聖路加国際病院顧問。1948年、山形県生まれ。72年、東北大学医学部卒業、聖路加国際病院小児科勤務。77~80年、テキサス大学MDアンダーソン病院がん研究所小児科にクリニカルフェローとして勤務。80年、聖路加国際病院に復職し、94年小児科部長、2003年副院長。専門は小児血液・腫瘍学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
5
「いのちってなんだろう?」シリーズ3。命について多方面からアプローチ。食べることが命をいただくこと、それもまた命の繋がり。動物たちと人間の命の関係。人口は地球規模で増え続けていることへの懸念とその対策は?そして、命の重さ。自殺、殺人、生きていることの意味。答えはたくさんあって絞れないけれど、考え続けること、意見を交わすこと、命を実感すること。そのために、感謝の気持ちや尊重する気持ちを持つことが大切だ。2021/02/28
Theodore
0
地球環境を守るには、環境を破壊する者=人間の数を減らすしかない。もうそうするしかないレベルまで来ている。どこぞの国は少子化を嘆いているけれど、むしろ地球規模では人口の抑制政策こそ真面目に考えねばならない問題。そのためには死刑制度の復活、人工妊娠中絶の許諾、尊厳死・安楽死の制度作り、自殺を行う権利の認可などをしていかねばならないと思う。人間としては非常につらい選択であるが、このまま増えすぎる人口を認めていたら、結局は全員が共倒れに終わるだけである。2020/12/28
たくさん
0
人がほかの動物を食べること、人同士で命を考えることが半分ずつ書かれている。考えやすくわかりやすい本だけれど3400円は少し高いかも。 2019/02/25