出版社内容情報
ひとりぼっちのお姫さま「スー」が、今までの「おとぎ話」のお姫さまとは違う「自分らしい生き方」を見つけるストーリー。
内容説明
とじこめられたとうからいつかおうじさまがたすけてくれるとしんじてまつプリンセス・スー。ながいあいだまちつづけ、ついにおうじさまがたすけにきましたが―あれ?スーがおもっていた「めでたしめでたし」とはちがうんだけど!?ハッピーエンドのその先へ―「自分らしい生き方」を見つけるストーリー。
著者等紹介
ケンプ,アンナ[ケンプ,アンナ] [Kemp,Anna]
オックスフォード大学で現代フランス文学の研究に従事
オギルヴィー,サラ[オギルヴィー,サラ] [Ogilvie,Sara]
エディンバラ美術大学でイラストレーションと版画を学ぶ。大学卒業後はイラストレーター、版画家として活動中
たなかあきこ[タナカアキコ]
千葉県生まれ。銀行勤務ののち翻訳業に。読み聞かせの活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
28
また借りてきてにやりとしているお嬢さん。「こういうお姫様と王子様とハッピーになるお姫様、どっちがいい?」と聞いたら、「どっちもいいんじゃないかな」というお答え。大人だなあ。2018/09/04
たまきら
22
昨晩の寝る前の一冊。「は?なんで女子は○○しちゃだめなの?」…そういう女の子だった方、そういう娘をお持ちのお母さま、ぜひ。最高に楽しめるお話です。超肉食系に攻めてくプリンセス、いいねいいね。オタマ大喜び。きゃあきゃあ言ってました。…ただ寝る前にはあんまりおすすめできません。つい冒険の旅に出たくなりますので…。2017/01/06
深青
16
型破りとか、破天荒とか…思わないなぁ!プリンセスが生き生きしていて読んでいてとても楽しかった。塔の上でお淑やかにしているより、ドラゴンと一緒に飛び回っている彼女が好きです。可愛い!!2016/09/28
Cinejazz
15
〝むかし昔、あるところに、呪いによって高い塔に閉じ込められたお姫様<プリンセス・スー>がいました。スーは溜息をついて「いつか王子さまが、ここから出してくれる、はずなんだけど…100年も待ち続けた気分だわ。肩は凝るし、滅茶苦茶たいくつ…」イライラが爆発しそうになった、そのとき、パンパカパ-ン、ついに、ついに王子さまが現れたのでした…。「おお、可愛らしい姫よ❢ 貴女を助けるために、はるばるやってまいりました❢」…。「ねえ、王子さま、わたしたち、何処へいこうとしているの?」「ボクのお城ですよ。大切な姫のために↓2025/06/02
ヒラP@ehon.gohon
11
とんでもないお姫さま登場です。 塔に閉じこめられたお姫さまというからラプンツェルのパロディーかと思ったら、昔話の常道をことごとく崩して爆走するおてんばぶり ドラゴンと友だちになったのは良いけれど、ドラゴンもお姫さまに使われている感じですね。 たまにはこんな絵本も良いかも知れません。2016/12/04
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- 和書
- あなたにもオーラは見える