内容説明
ひけしのしごとはまちをかじからまもること。おやかたにひろわれたぶちまるは、いちにんまえになるためにひびはげんでいる。そんなあるよる、ちかくのながやでかじがおきる…4才ごろから。
著者等紹介
渡辺有一[ワタナベユウイチ]
旧満州生まれ。『ねこざかな』(フレーベル館)で1983年ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。『はしれ、きたかぜ号』(童心社)で第8回絵本にっぽん賞受賞。『すやすやタヌキがねていたら』(文・内田麟太郎/文研出版)で第15回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hundredpink
51
羽州ぼろ猫組2021/03/01
ヒラP@ehon.gohon
26
この絵本を楽しむのは、時代劇好きなお年寄りかも知れません。 命をはった火消したちの活躍を、想像できません。 江戸の火消しは消火というよりも、延焼を防ぐのが仕事だったのですね。 仕掛け絵本の醍醐味に、息を呑むようなシーンに、心揺さぶられながら、子どもたちにはかなり説明が必要な絵本だと思いました。2020/11/23
深青
20
火消しの日常、火事の時にどんな事をしているかをしれる楽しく勉強になる1冊。ぶちまるがまといを立ち上げたページは見応えがあって良かったです。実際に見てみたいけど...火事が起こるのは大変な事だし...火消したちの背中がかっこいい1冊でもあります。2016/04/02
ふじ
17
同じシリーズの花火やが面白かったので。今回は江戸の火消し屋の話。読みながら、消すんじゃなく燃やして食い止めるのね!と驚き。火事なのに、やはり派手だからかあまり悲壮感はない。主人公がまといを振るう仕掛けページは大迫力!シリーズの電気屋もあるみたいなので読んでみたい。2022/07/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
江戸の花形職業火消しの絵本。ぶちまるは、ぶちねこ組の頭に小さい頃拾われ、今は組の一番若い火消し見習い。先輩たちに習い一生懸命訓練している。ある晩長屋で火事があり、ぶちねこ組は火消しに懸命になるが、まといもちのあにいが、足を滑らせ落ちたため、ぶちまるがまといまちをすることに…。ぶちまるが活躍する見開きのページは圧巻です! 2020/04/17
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