内容説明
鳥たちのたまごが次々と孵るなか、最後に残ったのはカモくんのたまご。カモくんは編み物をしながら待ち続けます。そして、たまごの中から出てきたのは…?1ページ1羽ずつひなが孵る、ページをめくるのが楽しいしかけ絵本。
著者等紹介
グラヴェット,エミリー[グラヴェット,エミリー] [Gravett,Emily]
イギリスの絵本作家。2005年にWolves(邦題『オオカミ』/小峰書店)で、2008年にLittle Mouse’s Big Book of Fearsで、毎年最も優れた絵本に贈られるケイト・グリーナウェイ賞を2度受賞
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務を経て、現在は絵本・児童書の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
41
表紙のたまご、いかにも変わった無気味さを感じさせる。いろんな鳥がたまごを抱えて、育児書など読みながらひなの誕生を待っている。そんなウキウキした雰囲気のところに、へんてこなたまごを見つけたカモくんが・・・。オチはかなりビックリさせるけれど、裏表紙を見てエッ!?となる。まさか!2024/06/14
ぼりちゃん
30
とりたちはみんな たまごをあたためています。たまごがないのはカモくんだけ。 たまごをあたためたいカモくんは、きれいな、せかいいちのたまごを見つけてきます!やがて、みんなのたまごがかえる時が来て… 文字どおり「もっかい☝♪」と何回もよみきかせをねだってきた『もっかい!』で、親子で嵌ったエミリー・グラヴェットの絵本。やっぱり好きな絵。『もっかい!』の仕掛けも凄かったけど、この絵本の仕掛けもなかなかのものでした。 「卵をわるのはぜんぶ ぼくのお仕事!!」と台所によく闖入してくる息子、5歳10か月。2021/01/13
Cinejazz
20
〝鳥たちはみんな、卵を温めている。 <カモくん>には卵がない〟...「こんなの見つけたよ! 」この世界でいちばん綺麗で大きな卵を自慢する<カモくん>。 「かえるんかね? 可愛くないね ハ、ハ! ヒ-ヒ-! へんてこ卵! 」 みんな悪口ばかり..やがて、皆の卵は全部かえり<カモくん>の卵だけはそのまま。「大丈夫、そのうちきっと、かえるさ」待って..待っていると、ピシッ! パリッ!「ママ~~」・・・鳥たちの卵と<カモくん>の卵(The Odd Egg)のうごきが楽しめる、エミリ-・グラヴェットの仕掛け絵本。2022/07/29
マツユキ
11
鳥仲間のうち、卵を持ってないカモくんは、大きな卵を見つけますが…。優しいタッチの絵の仕掛け絵本。卵から孵ったのは…。鳥仲間のヒナも可愛いし、最後まで、ドキドキ。読書メーターの感想を読んで、びっくり。そ、そうなの…!?2019/05/14
のり
10
これは、子供たちがベージをめくるのが楽しくなる絵本。2018/06/30
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