内容説明
ねこはさかながすきでした、さかなもねこがすきでした。ねこはときどきさかなのなかにはいってねこざかなになります。でもこんかいは…さかながねこのなかにはいってさかなねこになるのです!
著者等紹介
わたなべゆういち[ワタナベユウイチ]
渡辺有一。1943年旧満州に生まれる。『ねこざかな』(フレーベル館)で1983年度ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞。『はしれきたかぜ号』(童心社)で1985年絵本にっぽん賞受賞、『すやすやたぬきがねていたら』(内田麟太郎・文/文研出版)で2010年日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
57
透明ページに絵が書いてあったりと、仕掛けが楽しい絵本。猫と魚が共存するという設定はファンタジーだが、個人的にはどうも腑に落ちないところがある。猫は小魚を食べたいと思っているようなのだが、赤い魚は食べないのだろうか。あと、小魚たちを海に還しているけれど、雰囲気から察するに金魚なので淡水魚なのでは、とか、いろいろとむずむずする。娘は、おじさんが「この猫、目が四つだ!」と驚くシーンでウケていた。2017/01/17
くぅ
29
これは面白い。途中、フィルム状のページがあり、普段見慣れぬ作りに息子がめくりたくて興奮!猫だけじゃなく、魚も認識して言えるようになっているから大喜びでした。なんだかシリーズでたくさんあるみたいだから他も探してみようかな。(2歳2ヶ月)2019/08/02
たーちゃん
24
【絵本ナビ】ねこざかなになったり、さかなねこになったり面白い絵本でしたが、これはタブレットではなく紙の絵本で読むべきものですね。図書館が再開されたら今度は紙の絵本で読んでみよう。2020/05/05
seraphim
23
しかけ絵本。「ねこは さかなが すきでした。さかなも ねこが すきでした。ねこは ときどき さかなの なかに はいって ねこざかなに なります。」から物語は始まる。シリーズものだったのか。面白い。面白いけど大人にはちょっとシュール。お魚を食べちゃわない猫はえらい!。シリーズの他の本も読んでみよう。2014/11/06
どあら
20
図書館で借りて読了。この仕掛け絵本は中々面白かったです(^^)2019/10/16
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- 和書
- 悲の器 河出文庫