内容説明
淡水―地球上の水のうち、ほんのわずかしかない水。日本は森や川などの水環境がとても豊かな国ですが、その素晴らしさに気づかずに暮らしている人も多いのです。淡水=“清らかな水”に魅せられて、身近にある水環境によりそい、水の中に入ってシャッターを切り続けてきた写真家内山りゅう。この本は、形のない水そのものや、そこにすむ生きものたちの姿を集めたコレクションです。
目次
身近な水(水ってなんだろう?;水を探そう!;水と遊ぼう! ほか)
清らかな水(水の形―はねる、流れる、うずまく;水の色―色ってどんな色?;水鏡―さかさまの世界 ほか)
旅する水(川の生まれる場所 森;さあ、出発だ! 上流;旅の途中 中流 ほか)
著者等紹介
内山りゅう[ウチヤマリュウ]
1962年東京生まれ。東海大学海洋学部水産学科卒業。“水”に関わる生きものと、その環境の撮影を続ける。清らかな水を求め、1999年より和歌山県南紀に移住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かいゆう
14
『ふしぎコレクションシリーズ』水の循環、水の旅の始まりと終わり、そして終わりは始まり。日本は水に恵まれているから、いろんな姿を見ることができる。忍野八海のどこまでも深く透き通る湧き水は、本当に美しかった。そして、10代の頃の思い出の場所。光が反射してキラキラする夜の川と流れる音は、いつまでたっても心に残っています。2015/04/11
かいと
7
水は固体になったり気体になったりするのがおもしろかった。2015/04/29
はむちゃん
6
『ふしぎコレクション』のシリーズの一さつ。水がいろいろな姿に変わるのが、とってもすごいと思いました。川の深いところで、水がキラキラしているのがきれいでした。そして、水が水蒸気になり、雲の中でまた水になるのもすごいと思いました。2015/04/11
おはなし会 芽ぶっく
4
様々な形?の水の写真集。キレイ!2019/06/02
mikipon
1
図書館の新刊棚から。様々な水の表情が、暑いさなかに読むのにぴったり。少し涼しくなれた。2013/07/07